ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2020年12月18日、PS4版『サイバーパンク2077』について、返金対応およびPlayStation Store(PSストア)からのデジタル版の一時的な販売停止をアナウンスした。

 アメリカ向けには、返金申請の専用サイトが開設。PlayStation Storeにて『サイバーパンク2077』を購入したユーザーに全額返金を開始することを発表している。

 現時点(2020年12月18日11時30分現在)で国内向けには返金対応の詳細は発表されていないが、すでにPSストアからの検索はできなくなっており、海外と同様の対応が取られる可能性がある。

[2020年13時50分追記]

 SIEは、プレイステーションのカスタマーサポートが運営する公式アカウント(@AskPS_JP)を通じて、本件に関する国内対応を発表。PSストアからデジタル版の『サイバーパンク2077』を購入したユーザーについて、希望する場合には購入代金の全額返金を実施することを明かした。返金フォームは追って公開されるようだ。

[2020年20時30分追記]
 国内におけるデジタル版の返金窓口が開設されました。詳細は下記ページを確認ください。

『サイバーパンク2077』PS4デジタル版返金窓口

 12月10日に待望の発売を迎えた『サイバーパンク2077』は、初代プレイステーション4(PS4)版、初代Xbox One版でプレイする際のパフォーマンスの低さや、多数のバグの発生についてユーザーから指摘があり、CD PROJEKT REDが謝罪する事態となっていた。

『サイバーパンク2077』PS4版がPSストアから削除。海外向けには返金対応のアナウンスも

 上記のとおり、近日中にアップデート第2弾の配信が予定されており、その後も2021年1月と2月にわけて大型パッチの配信が予定。このアップデートにより、PS4、Xbox Oneで発生している大きな問題を修正する予定だという。ゲーム自体の評価は高い作品だけに、一刻も早くすべてのプラットフォームのユーザーが楽しめる状況になることを願うばかりだ。