返金対応も予定

 2020年12月14日、CD PROJEKT REDは『サイバーパンク2077』の初代プレイステーション4(PS4)版、初代Xbox One版について、両機種におけるゲームプレイを「発売前にきちんとお見せしなかったこと、そしてそれにより、十分な事前知識なしに本作をご購入させてしまったこと」についてお詫びを行った。「家庭用ゲーム機でのパフォーマンスについて、もっと注意を払うべきでした」と述べている。

 また、本日(2020年12月14日)より7日以内にアップデート第2弾を予定していることを明らかにした。

 アップデートはその後も準備が整いしだい随時配信されるとのことで、このほかにも2021年1月と2月にわけて大型パッチが配信される予定。大型アップデートにより、プレイステーション4、Xbox Oneで発生している大きな問題を修正する予定だという。このパッチにより高スペックPCやプレイステーション5、Xbox Series Xのような見た目になるわけではないものの、現状よりそれらに近い体験が得られるようになる模様だ。

 コメントではさらに、返金対応にまで踏み込んでおり、デジタル版を購入した人はプレイステーションネットワークまたはXboxの返金システムを利用、パッケージ版を購入した人はスパイク・チュンソフトのユーザーサポートもしくはCD PROJEKT REDの返金対応窓口まで連絡してほしいとのことだ(返金に関する問い合わせは2020年12月21日まで)。

 今回のコメントで触れられているのは、(プレイステーション4 Pro、Xbox One Xではない)初代PS4と初代Xbox One。最先端のオープンワールドゲームである本作は、非常に高いマシンパワーが要求される。

 発表では「CD PROJEKT REDは、ゲームを購入いただいたすべての皆様に満足していただきたいと考えております。みなさまが我々を信じ、今後のアップデートにチャンスを与えていただければ幸い」とも書かれている。今後のアップデートで、さらによりよいゲーム体験がもたらされることに期待したい。

CDPRお詫び