美しいイラストとドット絵で満ち溢れた『サガ』ファンの楽園
スクウェア・エニックスが、東京・秋葉原と、大阪・梅田で展開している“スクウェア・エニックス カフェ”。同店舗にて、2020年12月4日(金)までの期間限定で、『サガ』シリーズとのコラボカフェ“サガカフェ”が開催中。本記事では、東京店の模様を紹介していく。
なお現在、スクウェア・エニックス カフェでは、さまざまな新型コロナウイルス対策が採られており、来店の際はマスク着用のうえ、検温・消毒が必要。詳細は、両店舗の公式サイトでご確認を。
また、カフェスペースは入れ替え制となっている。空席がある場合は、予約していなくても入場可能ではあるが、確実にコラボカフェを楽しみたい場合は予約をしよう。なお、日々の空席状況は両店のTwitterで毎朝告知されるので、「急に空き時間ができた!」という場合は、Twitterをチェックしてみるべし。残念ながら空席がなかったとしても、一部のメニューはテイクアウトに対応しているので、持ち帰って楽しむのもいい。
と、もろもろの注意事項を紹介したところで、まずは東京店の外観&内観をご紹介。『サガ』シリーズの30周年イヤーにちなんだカフェということで、さまざまな『サガ』キャラクターが店舗のあちこちに登場している。店内では動画撮影は禁止だが、写真は撮影OK(ただし、ほかのお客様の顔が写らないようにご配慮を)なので、思い思いに撮影を楽しもう。
相変わらず高クオリティーの限定メニュー
スクエニカフェのすごいところは、コラボメニューの見た目の楽しさとおいしさを毎度両立させている点。今回も、さまざまな『サガ』作品のキャラクターやシチュエーションをモチーフにしたメニューを展開している。
数あるメニューの中でも、やっぱりイチオシしたいのは“下水道のおいしい水”。これはもう、『ロマンシング サ・ガ』(以下、『ロマサガ』)1作目プレイヤー全員に飲んでいただきたい。もはや語るまでもないが、下水道とは『ロマサガ』に登場するダンジョンのひとつであり、そこで流れる楽曲の名前である。楽曲の美しさと曲名のギャップが『サガ』ファンに愛され続けた結果、今年、佐賀県に“ロマンシング佐賀下水道マンホール”が設置されるにいたったのは記憶に新しい。
というわけで、下水道のおいしい水です。口をつけるのを一瞬躊躇してしまいますが、おいしい緑茶ベースのドリンクです。タピオカがほどよいアクセント。どの料理にも合わせやすい、さっぱりした飲み心地です。
ほかに用意されているドリンクは、“ひらめきカフェオレ”、“ねんがんのアイスソーダ”、“アセルスと白薔薇姫”、“ジョーのフランベソルベ”、“レオニードの聖杯ワイン”。このうち、レオニードの聖杯ワインはアルコール入り。大人のお客様にどうぞ。女性のお客様には、メロンソーダにサクラシロップを合わせたアセルスと白薔薇姫が、ほどよい甘さ&見た目もエレガントでおすすめ。
コラボフードもいずれもおいしいが、エンターテインメント性に溢れていてオススメなのは、“最終決戦!エッグのシーザーサラダ”と“エレンのマキ割ダイナミック”のふたつ。
シーザーサラダは、温泉卵……ならぬ温泉エッグをサラダの上に乗せるところから戦い(食事)が始まる。さらにアニマ(アマニ油)をかけることで、戦い(味)が深まるという仕組み。記者はガードビーストや召雷を思い出しながら食べました。
エレンのマキ割ダイナミックは、“マキ割ダイナミック”のごとくロールケーキを真っぷたつに切って食べたい一品。『サガ』シリーズ総合ディレクター、河津秋敏氏による食べかたの見本は、下記の動画にて!
河津さんとサガカフェ来てます。
エレンのマキ割ダイナミック!!
#ロマサガRS #サガカフェ #ロマサガ3 #サガコレクション #サガシリーズ30周年 #SaGaRS #インサガEC https://t.co/eHc0ewnhsF
— 市川雅統 Masanori Ichikawa (@saga_ichikawa)
2020-11-02 12:21:38
ほか、ピリリと辛い“「全滅」必至カレー”、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』(以下、『ロマサガRS』)のジョーらしさをイカスミパスタなどで表現した“ジョーのブラックトマトパスタ”、食べると変身できそうな気がする“せんせいとたおしたモンスターのにく盛り”、『インぺリアル サガ エクリプス』(以下、『インサガEC』)太陽神バラルに注視されている気分が味わえる“太陽神バラルの灼熱スープ”、『インサガEC』の謎の生物アモルがモチーフの“アモルのピーチ杏仁”が注文可能。
なお、コラボドリンクを注文すると、1品につきオリジナルコースターがランダムで1枚、メニュー到着時にプレゼントされる(全15種)。
また、コラボフードを注文すると、1品につきオリジナルランチョンマットがランダムで1枚プレゼントされる(全10種で、こちらは会計時にもらえる)。ランチョンマットはほぼB4サイズ。折らずに持ち帰りたい人は、大き目のカバンやクリアファイルを持参すべし。
※“せんせいとたおしたモンスターのにく盛り”のみ、注文するとランチョンマットをランダムで2枚もらえる。
カフェ限定のグッズも見逃せない
併設のグッズショップ(予約なしで入場可能)では、さまざまな『サガ』グッズが販売中。なかには、カフェでしか手に入らないものも! “全滅”の文字を大きくあしらったパスケースや、閃き時の電球をあしらった付箋など、ユーモアと実用性に溢れたラインアップになっている。
なお、サガカフェが終了した後も、グッズの一部はショップで購入できる。が、在庫がなくなっている場合もあるので、気になる人は事前に問い合わせておこう。
『インサガEC』が先日1周年を迎え、『ロマサガRS』はもうすぐ2周年。『サ・ガ コレクション』のリリースも近づいている。なかなか『サガ』の新作が出なかった数年前と比べると、タイトルもグッズもモリモリ出るなんて夢のような時代である。
いち『サガ』ファンとしては、グッズがどんどん売れて、さらにバリエーション豊かなグッズが販売されたらいいな~と思っているので、東京と大阪の近くにお住まいの方は、ぜひサガカフェを訪れてみてほしい。