スーパーファミコン後期に発売された3作目の『聖剣伝説』

 いまから25年前の1995年(平成5年)9月30日は、スーパーファミコン用ソフト『聖剣伝説3』が、スクウェア(当時)から発売された日。

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 『聖剣伝説3』は『聖剣伝説』シリーズの3作目で、シリーズ最後のスーパーファミコン用タイトルでした。発売された1995年はスーパーファミコン末期であり(ニンテンドウ 64が1996年に発売)、同じ時期に発売された『ファイナルファンタジーVI』や『ロマンシング サ・ガ3』などに並んで『聖剣伝説3』もドットによるグラフィックがとにかく美しい作品でした。また、前作から引き続き音楽は菊田裕樹氏が担当。曲数も多く、バラエティー感溢れる曲調が冒険を盛り上げてくれました。

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 ゲームはメインキャラクターとなる6人のなかからひとりを主人公に選び、残りふたりを仲間として選択。合計3人のキャラクターで冒険を進めていくことになります。

 キャラクターは負けず嫌いな性格をしたデュランや獣人王と人間の母のハーフであるケヴィンや、“でち”が口癖のハーフエルフ・シャルロットなど多彩な人物がいました。中でも、風の王国ローラントの王女で、アマゾネス軍のリーダーであるリースは多くのユーザーから愛される人気キャラクター。

 冒険に出るまでの流れはそれぞれのキャラクターで異なるものの、いずれもプロローグから物語に惹き込まれる作りになっています。また、その後のストーリーもシリアスな展開が続きますが、キャラクターたちは前向きな性格をしているため、必要以上に暗い印象にはならなかったですね。

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 システムに関しては前作を踏襲していましたが、フィールドが短い範囲に区切られ、そのエリアごとに戦闘が発生するように変化。

 また、キャラクターにクラスがあり、条件を満たすことでクラスチェンジをすることが可能でした。クラスは“光”と“闇”のどちらか一方しか選べないので、悩むポイントでしたね。

 そんな本作を、いま遊ぶならNintendo Switch用ソフト『聖剣伝説コレクション』に収録されているバーションをプレイするのがオススメ。また、3Dでフルリメイク版された『聖剣伝説3 トライアルズ オブ マナ』もプレイステーション4、Nintendo Switch、PC(Steam)で発売されています。ぜひ、こちらもチェックしてみてください。

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