2020年7月17日に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売される、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』。本作は『inFAMOUS(インファマス)』シリーズなどで知られるサッカーパンチ・プロダクションズが開発を手掛ける、日本の対馬島を舞台にしたオープンワールド・アクションアドベンチャーだ。

 本記事では、蒙古の侵略により占領された対馬の民を救うべく、序盤の攻略に役立つ基礎知識を伝授しよう。

『ゴースト・オブ・ツシマ』攻略に役立つ基礎知識を伝授。探索・戦闘・育成、すべてを網羅し蒙古から民を救い出せ_01
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探索編

 本作は主人公の境井 仁を操作し、オープンワールドと化した広大な対馬島全土を駆け巡る。対馬の探索にまつわる知識をお教えしよう。

基本は馬で走るべし

 前述の通り、本作のフィールドは非常に広大だ。仁は屈強な侍ではあるが、走り続ければスタミナが切れて、移動速度が低下する。基本は馬を呼び出し、馬に乗って移動するのが移動の基本となる。

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高低差のある場所は自分の足で

 馬はちょっとした段差ならば飛んで登ったり、駆け下りたりできるが、崖ともなればそうはいかない。そういった場所では馬を降りて、自らの足で登る、または下っていこう。

 崖を登る場合、必ず周辺に登りやすい岩が設置してあるので、それを見つけよう。下る場合は、下れる場所の近くにいくと白いマーカーが出現するので、歩き回ってそのポイントを見つけるといい。

 なお、高いところから落ちると大ダメージを受ける。本作はダメージを受ける高さがかなり低いので、無理なショートカットはしないほうが吉(技を覚えれば、ある程度までの高低差ダメージを無効化可能)。

鳥を追いかけるとスポットが見つかる

 フィールドでときどき見かけられる鳥は、仁を強化できるような探索スポットへと誘ってくれる存在。風を頼りに到着したら、その周辺で鳥を見つけよう。鳥を追いかけると、その場所まで案内してくれるのだ。

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小まめに素材を入手しよう

 素材アイテムは、歩いたり走ったりしながらでも、動作を中断することなく素早く拾うことができる(馬に乗っていても可)。風の向かう方向に移動しながらも、木材や花などの自然の素材を拾い集めながら移動をしよう。

 また、家屋や拠点に訪れた際にも、くまなくチェックして素材を集めておくのがオススメ。これらの素材は、のちのち武具の強化に使うため、集めながらゲームを進めると効率良く強化できる。

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旅人の装束はマップ開拓に便利

 物語の序盤に手に入る防具“旅人の装束”は、その名の通り旅に適した効果を持つ。訪れていない場所はマップ上では霧がかかっており、そこに何があるのか隠された状態となっている。旅人の装束は装着中に、霧が晴れる範囲が広がるので、探索しながらマップを効率よく開けることができるのだ。

旅人の装束は収集品集めにも役立つ

 さらに旅人の装束は、装着中に収集品の近くにいくと、コントローラが振動する機能を持つ。マップを探索しながらも収集品も見つけやすくなるため、探索時には必ず装備したい防具だ。

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ファストトラベルを活用しよう

 訪れた場所や、制圧した蒙古の拠点には、マップ画面からファストトラベルできる。長距離移動をせずに済むので、ぜひ活用しよう。ただし、本作は移動しながらの素材集めはもちろんのこと、ランダムに遭遇するイベントも多い。

 たとえば、道端で襲われている民を助けたら、そこからサブクエストが発生する場合もある。ときには散策がてらに馬で移動してみるのもいいだろう。

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伝承クエストで武具入手

 対馬の各地にいる琵琶法師からは、伝承という特別なクエストが受けられる。このクエストは、連続した目標を達成する長めのクエストとなっており、クリアーすれば新たな防具や武器が手に入る。どの防具も武器も、仁の戦いを手助けしてくれる強力なものばかりなので、見つけたら必ず達成しよう。

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育成編

 仁は旅の中で、さまざまな修行や出会いなどを経て、蒙古に打ち勝つ力を付けていく。仁の育成に関する基本を解説しよう。

育成スポットを見つけよう

 前述の通り、対馬にはさまざまなスポットが存在。中でも率先して訪れたいのが、仁のステータスを上げられるスポットだ。

 湯に浸かり、心身ともに活力を与える“秘湯”に入れば、仁の体力最大値が上昇する。稽古台で、竹を斬るミニゲームを達成すれば、気力最大値が上昇。稲荷の祠にお祈りすれば、装備アイテムの“お守り”の装備枠が増える。

 これらの場所は、マップに“?”マークで示されている。そこに何があるのか訪れるまで分からないが、仁を強化したい場合は率先して向かってみよう。

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蒙古の隊長を倒し、構えを習得

 対馬の各地にある村や砦は、そのほとんどが蒙古の拠点と化している。拠点には通常の蒙古兵のほか、隊長各の敵が存在。その隊長を一定数倒すことで、仁は刀の構えを覚えるようになる。構えは戦いを非常に有利にしてくれるものなので、拠点を発見したらできるだけ制圧しておくのがオススメだ。

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素材で武具を鍛えよう

 寺や民の集落には、鍛冶師などが存在しており、素材を渡すことで武具を強化してくれる。素材が強化できる段階まで集まったら、画面上にその情報が表示されるのを目印に、小まめに強化していけばより有利に蒙古と戦える。

 なお、本作は素材を拾い集めつつ本編ストーリーやサブクエストを進めていくだけでも、自然と素材は集まりやすい。それでも強化を優先したい、という人以外は、いわゆる稼ぎプレイをしなくていい。

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評判を広めて暗具を閃け

 サブクエストの達成や、ランダムに遭遇する賊や蒙古を倒していくたびに、仁の評判が島に広まっていく。一定数まで達すると、仁のステータスが上昇(つまり、いわゆるレベルのようなものだ)。また、仁は暗具を自ら閃いていく。

 閃く暗具は選択式だが、どの暗具も強力なので、どれから覚えてもオーケー。強いて言うならば、飛び道具として使える爆弾の“てつはう”は集団戦を楽にしてくれるのでオススメだ。

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技は守り技を主体に習得しよう

 仁は敵との戦いなどを経て、いわゆる経験値である“技量”が溜まると、技量ポイントを獲得する。ポイントを消費することで、仁はさまざまな技を覚えられる。基本は自分のプレイスタイルに合わせて技を習得すればいいが、戦いではディフェンスが重要となる本作。迷ったら、とりあえず“守り”技をメインに習得していくといい。

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剣術編

 本作における基本的な戦いは、刀による斬り合いだ。複数で襲い掛かってくる蒙古を、うまく斬り伏せるコツをお教えしよう。

まずは防御に徹するべし

 本作は敵から攻撃を受けると一気に体力が減り、1~2回斬られるだけでもピンチに陥ってしまう。そのため、攻めより守りに徹することを念頭に立ち回るのがオススメ。敵の攻撃にはガード不能攻撃もあるため、基本は回避で避けながら敵を観察するといい。

 敵の動きを見切ったら、敵の攻撃を直前でガード(いわゆるジャストガード)しよう。タイミングが合えば“受け流しの極意”が発生し、気力を回復しつつ、敵に大きな隙が作れる。なお、ゲームを進めて構えを覚えていけば、攻撃技が多彩になり、自身からの攻めも強力になっていく。

基本は強打から仕掛けよう

 攻め入る場合は、強打(△ボタン)から入るのがオススメ。強打は威力が高いだけでなく、敵にガードされると大きく“よろめきゲージ”を増やせるので、ガードされてもそのままガードを崩しにいけるからだ。大きな隙を見せたところに、連撃を叩き込む速打(□ボタン)で畳みかけるといい。

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弓兵を優先して倒すべし

 集団戦で厄介なのが、遠くから矢を放ってくる弓兵。矢はガード不能(技を習得すればガード可)なので、矢が飛んでくるたびに回避しなくてはならない。戦闘が始まったら、まずは弓兵を狙って倒せば、あとは近距離のみに集中できるため、戦いやすい。

 ちなみにオプションで、矢が放たれる直前に注意アイコンが表示されるように設定することが可能。デフォルトではオフになっているが、オンにしたほうが矢を回避しやすい。オフで遊ぶ場合は、矢を放つ掛け声に気を付けよう。

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そのつぎに槍兵を倒せ

 戦いでは基本的に仁が向いている方向の敵が、アグレッシブに動いてくる。しかし、槍兵は仁の向きに関わらず、その名の通り横槍を入れてくることが多い。しかも槍はガード不能(技を習得すれば受け流し可)なので、これまた適宜回避に専念する必要があるので、弓兵のつぎは槍兵を倒すのが得策。槍兵はまず槍を回避し、その隙に速打を打ち込もう。

気力は惜しみなく使おう

 技や護符が揃ってくると、気力を獲得できる機会が増えて溜まりやすくなり、気力最大値のまま戦いが進むケースも多くなる。ピンチの際に残しておくのもいいが、余らせておくのももったいないので、ダメージを少しでも受けたらすぐに使ってしまおう。なお、技を覚えたら倒された際に気力を消費して復活することもできるようになる。最低2まで残すように使うといいだろう。

暗具も積極的に使おう

 暗具は、攻撃力はさほど高くないが、敵をよろめかせたりする特殊な効果を持っており、敵の攻撃を待ったりせずとも隙を作り出せるので非常に強力。最大所持数が多くないため暗具だけで敵を殲滅するというわけにはいかないが、集落や拠点で容易に補充できるので、惜しむ必要はない。敵に囲まれたときや、強めの敵と遭遇した際には、積極的に活用していこう。もちろん、消費した後は探索して補充しておくことを忘れずに。

暗殺編

 仁は武士道を胸に秘めつつも“誉れ”を捨て、悪鬼羅刹となって蒙古を倒す“冥人”と化していく。冥人としての暗殺術を伝授しよう。

まずは敵地を観察しよう

 ただやみくもに敵を暗殺していては、すぐに見つかってしまうだろう。敵の数を数えたのち、まずはどの敵から倒せばいいのか遠くから観察しよう。砦の場合は、岩山などに登って高所から観察するといい。

 暗殺を狙いに行く際には、壁越しなどでも敵の影が見れる“耳澄まし”を使いながら、敵の位置を把握しつつ行動しよう。

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弓兵は率先して暗殺すべし

 弓兵は高所にいることが多く、さらに目がいいのか、遠くからでも仁の姿を視認してくる。まずは櫓などに登っている弓兵を率先して倒すように立ち回ろう。

弓矢による暗殺も活用せよ

 弓矢で敵の頭を射抜く(いわゆるヘッドショット)ことでも、暗殺が可能だ。ただし弓矢は的が遠くなればなるほど、まっすぐではなく弧を描いて飛ばす必要がある。弓矢での暗殺は、なるべく近づいてから狙ったほうがやりやすい。

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ときには周囲の物を利用しよう

 弓矢でオブジェクトを射抜くと、反応するものが周囲に用意されていることも。たとえば篝火を射抜けば周囲に炎がまき散って、敵を炎上させられたりする。もちろんド派手にやれば周囲の敵はこちらを探しにくるが、発見されなければオーケーだ。

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