バンダイナムコエンターテインメントよりサービス中の『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、『シャニマス』)。2020年4月24日に2周年を迎えたことを記念して実施した、礒部花凜さん(月岡恋鐘役)のインタビューをお届けする。

 なお、5月10日12時には田中有紀さん(芹沢あさひ役)、和久井優さん(浅倉透役)のインタビューを公開予定。こちらもお楽しみに!

礒部 花凜(いそべ かりん)

5月26日生まれ、奈良県出身。声優や舞台俳優として活躍し、2020年には『異種族レビュアーズ』(みー役)に出演。ボーカル&パフォーマンスユニット“BlooDye(ブラッディー)”では、ボーカルを担当する。(文中は礒部)

『シャニマス』礒部花凜さん(月岡恋鐘役)インタビュー。「私だったら落ち込むときでも前向きでいられるところがいい子だなって」_01
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月岡恋鐘

恋鐘との運命的な出会い

――アンティーカの月岡恋鐘役として活動して、丸2年が経過しましたが、振り返ってみていかがでしょうか?

礒部1年目というのは何もかも初めてで、役割をこなすので精いっぱいでした。2年目は多少余裕もできて、自分の中に恋鐘ちゃんとしての明確な姿を映し出せるようになったと思っています。恋鐘ちゃんとの2年間を経て、私自身も成長できました。

――オーディションは、恋鐘役を受けられたのですか?

礒部はい。でも、最初にお話をいただいたときの資料には恋鐘ちゃんがいなかったので、真乃ちゃんを受けるつもりだったんです。その後、オーディションを受けるまでのあいだに恋鐘ちゃんの情報が追加で届いて、そのときにひと目惚れしちゃって。それで、真乃ちゃんと恋鐘ちゃんのふたりを受けさせていただいたんですが、オーディションのときから、スタッフさんたちの中でも「恋鐘役がいいね」という雰囲気でした。

――運命の出会いだったわけですね。

礒部オーディションのときは、セリフや歌の審査のほかに面談も受けたのですが、そのときに役ではなく、自分自身のこともかなりお話しをしました。「こんなに自分のことを振り返ったのは初めてだな」と思ったのも、印象深いエピソードです。

――先ほどひと目惚れをしたと話されていましたが、具体的にはどういったところに惹かれたのでしょうか?

礒部まず見た目ですね。とにかくかわいいと思いました。あと、私だったら落ち込んじゃうだろうなっていうときでも、すごく前向きでいられるところがいい子だな~と思っています。

――確かに、ゲームでのエピソードも、すごくポジティブな印象なものが多いですよね。

礒部私がマイナスに捉えてしまいそうなことでも、恋鐘ちゃんはつねに前向きでいられるのがすごいです。出会ったころは「なんでそう考えられるんだろう」と思うばかりでしたが、いまは「ああ、そうだよね」と共感できるようになったので、恋鐘ちゃんとさらにシンクロできるようになったかなと思っています。

――2年を経て、ふたりいっしょに成長していけたわけですね。恋鐘を演じるうえで、心掛けていることはありますか?

礒部ふだんはドジなところもあるんですが、アイドルとして活躍するときは、すごくカッコいい女の子なんです。私も恋鐘役としてライブをするときは、かわいいだけじゃなく、カッコいいパフォーマンスを心掛けています。

――恋鐘と言えば、長崎弁が印象的ですが、収録の際に苦労などはされなかったですか?

礒部私は関西出身なので、すごく不安でした。でも、最初の収録のときにスタッフさんにご相談したところ「長崎弁というよりも、プロデューサーさんに恋鐘弁と捉えてもらえるような愛されるイメージで」とアドバイスいただいて。それを聞いてからは変に気負わず、恋鐘ちゃんがいちばんかわいく思ってもらえるようにということを意識して、演じるようにしています。

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3年目の恋鐘は新しい一面を見せたい!

――2年の活動を経て、アンティーカのほかのメンバーとの関係性も変わりましたか?

礒部アンティーカはすごく居心地がいい場所だなって思っています。気負わずに、お互いにいいことも悪いことも言い合えるので、ちょっと大げさかもしれないですけど、“帰ってくる場所”というか(笑)。悩みなどの相談もですが、ユニットとしてもっとこうしていきたいというのも、けっこう話し合えるようになりました。

――メンバーとの思い出で、とくに印象に残っていることを教えてください。

礒部2019年8月に開催されたサマーパーティー用の映像のために熱海の初島に行ったときのことが印象深いです。当日は残念ながら大雨が降ってしまっていて、その中で初島を走り回ったりしてたいへんだったんですが、思い返してみるとすごく楽しかったです。あと、ホテルの部屋でみんなで雑魚寝したのも、すごく楽しくて(笑)。

※“THE IDOLM@STER SHINY COLORS SUMMER PARTY 2019”のリポートはこちら

――朗読劇の通り、本当に合宿のような感じだったのですね。では、月岡恋鐘役としての今後の目標は?

礒部3年目は、恋鐘ちゃんはこういうこともするんだ、こういう表情もするんだという、新しい一面をプロデューサーさんに見ていただけるようにがんばっていきたいです。宇宙いちクールなユニット、アンティーカとして、ほかのユニットとも力を合わせて新しいステージを目指したいです!

――3年目のアンティーカと月岡恋鐘に注目ですね。個人的に、こういうことをやってみたいという夢はありますか?

礒部恋鐘ちゃんのソロ曲も聴いてみたい、歌ってみたいなって。恋鐘ちゃんがソロで楽曲を歌うと、どういった曲になるんだろう、どういった表現になるんだろうって想像することがあるんです。もしかしたら、アンティーカの彼女とはまったく異なるものになるかもしれないですし。プロデューサーさん方は、どう思います?(笑)。

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