どう考えても平穏無事には済まないテーマパーク運営シム

 バイオテクノロジーによって甦った恐竜を間近に観察できる楽園……と聞くと嫌な予感しかしないのは、マイケル・クライトンの小説および映画「ジュラシック・パーク」シリーズのおかげ。イギリスの老舗ゲームスタジオFrontier Developmentsが発表した新作『Jurassic World Evolution』は、そんな恐竜動物園を開発・運営しようというテーマパーク経営シミュレーションゲームだ。

 ゲームは海外で2018年6月に公開予定の映画最新作「Jurassic World: Fallen Kingdom」に合わせて、プレイステーション4/Xbox One/PCで2018年夏にリリース予定。
 本作でプレイヤーは、原作シリーズに登場するイスラ・ヌブラル島やムエルテス諸島などを舞台に、自分のジュラシック・ワールドを建設し、運営する。バイオエンジニアが新種の恐竜を誕生させたり、アトラクションや研究施設を追加していく中で、「生命は必ず道を見つける」(※)がゆえのハプニングの発生によるチャレンジに挑むことになるという。(※映画ではジェフ・ゴールドブラムが演じたマルコム博士のセリフで、生物は人間が抑えつけようとしても種を残すための進化や方法の発見を行うという意味。ひいては恐竜が人間からコントロール不能な状態に陥ることを暗に意味する)

 Frontier Developmentsは、過去にテーマパーク運営シム『ローラーコースタータイクーン3』や動物園運営シム『ZOO TYCOON』(2013年版)などを開発しており、近作でも昨年テーマパーク運営シム『プラネットコースター』をリリース。アップデートで日本語も追加している。