いざ、未知なる開拓の地へ!

メゼポルタの地で萌える!『モンスターハンター メゼポルタ開拓記』_01

 オンラインアクションゲームの雄、『モンスターハンター フロンティアG』の世界観を引き継いだ、『モンスターハンター』シリーズ初となるブラウザベースのシミュレーションRPGがDMMオンラインゲームで単独先行配信決定! 舞台はシリーズおなじみの街“メゼポルタ”。プレイヤーはこの地で、ギルドマスターとして総勢200名以上もの個性豊かなハンターたちを率い、未開の土地を開拓しながら凶暴なモンスターと戦いをくり広げていくのだ。

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▲ナンバリングシリーズ、『モンスターハンター フロンティアG』でおなじみのモンスターたちも2Dイラストになって大挙登場!

 本記事では、2014年11月27日からのDMMゲームズ先行配信に先駆け、ゲームをプレイする機会を得たので、そのプレイを元に本作の魅力を紹介しよう。

豪華声優陣がしゃべりまくるストーリーが激アツ!

 基本的には、街の中心部にある“クエストボード”から“クエスト(依頼)”を受注し、開拓しながらストーリーを進めたり、集めた素材を使って武器を生産、強化したりしていくという流れとなっている。

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▲これが拠点となるマイビレッジの全景。“工房”では武器の生産・強化が、“スカウト”では新たなハンターをガチャ形式で雇うことができる。

 クエストには、曜日ごとにラインアップが変わる“デイリー”や“イベント”、“ストーリー”の3種類がある。そのうち“ストーリー”が、いわゆる“村クエ”にあたるものとなっており、これをクリアーすると全体のストーリーが進んでいく仕組みだ。

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▲クエストのラインアップは、シリーズの各作品同様じつにさまざま。大型モンスターを狩猟するものや、素材を集めて納品するものなど、バラエティー豊かな内容が楽しめる。

 また、ストーリーが進む際には、個性豊かな登場人物たちのやり取りがボイスたっぷりで挿入される。本作では、キャラクターが2Dのかわいいイラストで描かれているうえ、しかもよくしゃべる! もちろん、ボイスを担当するのはすでに発表されている竹達彩奈さんを始め、当代人気声優がズラリ。戦う前から胸アツな状態になること間違いなしだ。

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▲ストーリーを進めると、随所でこのような会話シーンが挿入されるのだ。ナビゲーター役の“パピ”を始め、にぎやかなキャラクターが多数登場する。

アクションが苦手でも、『モンハン』の醍醐味が楽しめる!

 メインとなる開拓は、マス目状のフィールドが用意されており、規定の行動可能回数の中で移動しながら、目標達成を目指すことになる。

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▲開拓の舞台となるフィールドはこんな感じ。鉱石や虫のアイコンが表示されているマスでは素材を回収することができ、モンスターがいるマスではバトルが発生する。

 決められた行動回数(ターン数)の範囲なら、何をしても自由なので、まっすぐ目的地に向かわずに鉱石や虫を集めたり、モンスターとバトルして素材の収集やハンターたちのレベル上げをするのもあり。ストーリーが進むと“気球”が利用できるようになり、マップをショートカットすることも可能になるぞ。

 アクションゲームと違って、手先のテクニックが必要ないうえにいくらでもじっくり考えてもいいし、ダラダラプレイしていても誰にも怒られないので、「たまにはこんな『モンハン』もいいなぁ」と、反射神経の鈍ったオジサン記者はホッとしながらプレイしていた。

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▲開拓の最中でも、コツコツ素材集め。シリーズのファンならご存知だろうが、こんな地道な努力が、本作でも後で大きく物を言うのかもしれない。

 また、フィールドでモンスターと接触すると発生するバトルも、アクションではなくコマンド選択式のターン制バトルになっている。1ターンでは決められたAP(アクションポイント)の範囲内でこちらのアクションを選び、その順番で攻撃したり、敵の攻撃を受けることになる。

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▲キャラクターの上に表示されているアイコンが、選択可能なアクションを示している。○印の数=必要なAPとなり、この場合はその合計が8以内になるように選ぶ必要がある。

 ただし、各アクションには“消費ST(スタミナ)”が設定されていて、効果の大きいアクションほど消耗が激しいため、行動順だけでなく、アクションの威力と敵の残りHP、そしてこちらの残りSTを考慮に入れながら行動しなければならないのだ。と言っても、時間制限はないので、心ゆくまでじっくり考えられるのはありがたいところ。

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▲威力の大きい技は、それだけSTの消費も大きいので、あまりムダ遣いばかりしていると、クエスト終盤にガス欠、なんてことも……。

 バトルには、『モンスターハンター』シリーズおなじみの要素である“部位破壊”も盛り込まれている。バトル中にチャンスが到来したら、そこで表示された達成条件に沿ってゲージを100%まで満たすと部位破壊成功となる。部位破壊を狙うには、勢い余って倒してしまわないように討伐の手を緩める必要が出てくることも多く、「『モンハン』っぽい!」と驚かされるぞ。

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▲部位破壊のチャンスが訪れると、わかりやすく教えてくれる。決められたターン数でゲージを100%まで満たすと、オイシイ報酬が!

 ちなみに、プレイヤーは基本的に、ハンターを率いて開拓に挑むことになる。ハンターにはそれぞれ“レベル”が設定されており、狩猟などで獲得した経験値が一定値に達してレベルアップすると、各能力が上昇したり、新しいアクションを習得していく。

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▲テストプレイでは、かなりサクサクとレベルアップしていた。レア度の低いハンターでも、成長させればかなり強くなってくれるぞ。

 ハンターのチームは12人編成。それを4人の“メイン部隊”と8人の“サブ部隊”に分け、バトルにはメイン部隊が参戦する。ハンターは、いつでもサブ部隊のそれと入れ替えることができるので、HPやSTが残り少なくなったら随時入れ替えよう。ただし、サブ部隊では、獲得できる経験値がメイン部隊よりも少なくなってしまうので注意。

 ゲーム開始時に、メイン部隊4人とサブ部隊4人は自動的に手に入るようになっているが、人員を増やしたいときは、メゼポルタ広場の“スカウト”でゲットできるほか、開拓中に出会うこともある。

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▲開拓中に出会ったハンターは、何も支払わなくても加入してくれるのでありがたい。
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▲本編ストーリーが進むと、行けるマップは増えていくようだ。

大ボリュームにうれしい悲鳴!

 マイビレッジでは、開拓の合間にさまざまなことができる。そのひとつが、シリーズではおなじみの“武器の生産、強化”である。

 “工房”では、集めた素材を使って武器を生産することができる。さらに、生産した武器は“強化”でレベルアップさせられるのだ。また、生産には特定の素材が必要となるが、強化にはどんな素材でも使うことができる(レア度によってレベルアップに必要な量は異なる)ので、より手軽に武器の生産、強化を楽しめる。

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▲ハンターはそれぞれ使える武器の種類が決まっているので、チームのメンバーに合った武器を生産しよう。一度作ってしまえば強化は比較的ラクなので安心だ。

 その次にお世話になることが多いと思われるのが、“スカウト”だ。これはいわゆるガチャで、新たなハンターを雇うのに使う。スカウトには、クエストの報酬などで手に入る“ポルタコイン”が必要となる。

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▲レア度が高いハンターは、当然ものすごいポテンシャルを秘めているので、育て甲斐があるぞ。
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▲エシャロット
▲エレオノール
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▲クラリス
▲シルキー
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▲ジャン
▲ナギサ

 テストプレイの時点では、こんなハンターたちが手に入った。ちなみに、このハンターたちも豪華声優陣が演じており、バトルなどでその声を聴くことができる。

 また、“マイハウス”ではゲーム中の“実績”を確認できたり、ほかのプレイヤーに見せる“ギルドカード”の編集も可能だ。

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▲ギルドカードを見ると、自分がどんなハンターを集めているか、どんな実績を積んでいるかがひと目でわかってしまうので、編集にも気合が入ろうというもの。

 正直、短期間のテストプレイでは「ぜんぜん足りない!」と悲鳴を上げてしまうくらい、やれることがたくさんあるゲーム内容で、正式サービスが待ち遠しくてならなかった。しっかりと世界観を反映しながらも、とっつきやすく、それでいてボリュームたっぷりの内容になっているのがとてもいい。

 『モンハン』好きな人、興味はあるけどアクションが苦手で敬遠していた人、単にかわいいもの好きな人、どれかに当てはまるならプレイしてみることをオススメする。