ついに発売! 新しい暗殺の世界が広がる『ヒットマン』発売記念インプレッション【動画あり】

公開日時:2017-08-10 18:00:00

 スクウェア・エニックスからステルスアクション『ヒットマン』シリーズの最新作がついに発売! 本作は、凄腕の暗殺者“47(フォーティーセブン)”となって、過酷なミッションに挑むステルスアクション。本稿では、前回に引き続いてイタリア・サピエンツァでのミッションのプレイインプレッションをプレイ動画とともにお届け。ゲームの基本的な内容については、前回の記事で詳しく解説しているのでそちらも要チェックしていただきたい!

※発想力が試される!? 『ヒットマン』プレイインプレッション

 『ヒットマン』は、プレイヤーが伝説の暗殺者“47”となり、さまざまな暗殺ミッションに挑むステルスアクション。目的を達成するまでに、プレイヤーそれぞれの発想で行動できる自由度の高さや、潜入の緊張感と敵の目をすり抜ける快感を両立したスリリングな展開が楽しめるのが魅力です。

 ミッションでは、最低限の情報と装備は与えられますが、どの順番、どういった手段で目的を達成していくかはプレイヤーの手に委ねられます。その自由度の高さゆえに、どう挑むか戸惑ってしまうかもしれません。しかし、本作には“アプローチ”と呼ばれるヒントや各ミッションごとに用意された“チャレンジ”など、攻略に役立つ情報がたくさん散りばめられていて、さまざまな暗殺方法が自然と身に付くようになっています。かくいう私も、これが初めて触れる『ヒットマン』シリーズだったのですが、ヒントを追いつつ、さまざまなトラブルに見舞われることで、暗殺者としての作法を体で覚えられました。

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▲マメにオートセーブされているので、失敗しても少し前のデータからやり直せばオーケー。ズルくない! 失敗は成功の母!!

 サピエンツァのミッションのターゲットは、生物工学のスペシャリスト・カルーソーとカルーソーの研究所を指揮するデ・サンティスのふたり。さらに、カルーソーが開発したウィルス兵器の破壊も作戦に含まれています。このウィルス破壊がなかなか厄介。いきあたりばったりではなく、しっかりとしたプランを建てて攻略する必要がありました。

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▲パリと同じように、暗殺の対象はふたり。ですが、これにウイルス破壊という目的が加わっています。

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▲ウイルスの破壊の方法も47まかせのようで、「まあなんとかなるだろう」と楽観視していましたが、これがたいへん。こちらの正体を見抜く人物を巧みに避けながら行動する必要があります。

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 ミッションはカルーソーたちがいる屋敷の外からスタートするのですが、まず、屋敷に入るまでにひと仕事が必要。裏口にはカギがかかっているし、正門は警備が厳重。しかも、屋敷に潜入できそうな服装に着替えていても、正門を通るときにはボディチェックされます。ボディチェックは初めての経験で、初期装備のハンドガンを持ったまま受けたせいで、いきなりピンチになったり。リカバリーも難しく、リスタートするハメになってしまいました。みなさんもボディチェックを受ける前には所持品にご注意を……。

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▲武器を持ったままボディチェックを受けると、すぐに危険人物と判断されてしまいます。

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▲ボディチェックで引っかかるアイテムを持っているときは“!”のアイコンが出るので、いったん戻って違法なアイテムをどこかに捨ててきましょう。

 サピエンツァでもお世話になったのが“アプローチ”。記事下の動画でも紹介していますが、初挑戦のときは、3つのアプローチを順に追っていくだけで比較的迷わずにミッションを進められました。アプローチは、探索して見つけるもの以外にも、初期状態から追えるものもあるので、攻略の糸口がまったく掴めない、という事態にも陥りにくいです。むしろ、探索しているとつぎつぎとアプローチが見つけられるので、どの情報を追おうかな……と迷うほどでした。

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▲困ったときはとりあえず“インスティンクト”の能力を発動させて、拾えるモノや怪しいモノを調べまくるのも手。

 今回は時間の制約もなく、自由にサピエンツァのミッションを楽しむことができたので、配置されているモノや人物の行動パターンを覚えながら、自分なりの攻略法を模索するという、本作の醍醐味を十分に味わうことができました。『ゴルゴ13』や『007』シリーズのように、ハードボイルドに、ストイックに仕事をこなすこともできれば、ユーモアあふれる方法で暗殺できたりと、遊びの幅がとても広く、いつまででもいじっていられます。さらに、インターネットに接続すると、オリジナルのミッションを作成&アップロード、ほかのプレイヤーのミッションをダウンロードして遊ぶ、といった機能がある“コントラクトモード”も利用できるようなので、そちらもすごく楽しみです。

 下の動画は、これまでにも紹介したパリ、サピエンツァを含むメインのミッションをプレイした際に印象に残ったシーンをかいつまんでご紹介! 

 最後に、これまでにも紹介したパリ、サピエンツァを含むミッションをプレイしていった際に印象に残った暗殺シーンをかいつまんでご紹介。ユニークな暗殺方法はまだまだ本当にたくさんあるので、いろんな作戦を試してみてください!

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▲ノビコフ(ターゲット)の表の顔は、ファッションブランドのオーナー。無名ブロガーからの取材で、あまりやる気がでないようです。しかも、ネット配信の状態を確認するために待たされてイライラ……。カメラに仕込んでおいた爆弾で、そんな気分ごと吹っ飛ばしてあげました。

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▲47のセーフハウスに何故か用意してあったゴルフボール爆弾。外に出ず、ゴルフで気晴らしするカルーソー(ターゲット)。このふたつが意味するものは……! ということで、ボールのカゴの中に爆弾をそっと忍ばせておきました。

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▲塀の中での生活によって体にガタがきてしまったストランドバーグ(ターゲット)は、外では暴動が起きる中、のんきにマッサージ師を呼びます。完全にリラックスしているストランドバーグは、47の技術にご満悦の様子。すごく気持ちがよさそうなので、そのまま昇天させてあげましょう。

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▲プロデューサーの趣味によってビンテージ物のマイクを使うハメになった人気歌手のクロス(ターゲット)。数々のアーティストを感電死させてきたというそのマイクの性能が存分に発揮され、クロスも被害者の仲間入りすることに……。

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▲ターゲットは、テロリストのリーダーで爆弾のプロ、ショーン。仕入れたばかりのニトログリセリンで爆破テストをやるそうなので、ちょっとばかし火力を上げておきました。

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▲ターゲットのヤマザキはフグが大好き。舞台となっている病院の寿司屋では、無免許の調理師が提供したフグの刺身で中毒者が出たということでフグの提供は禁止された……、はずなのですが厨房で廃棄前のフグを発見できたので特別サービス(毒)付きで握ってさしあげましょう。

文・プレイ動画:堤教授


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タイトル:ヒットマン
対応機種:プレイステーション4、Xbox One、WindowsPC
発売日:2017年8月10日
価格:各7800円+税、ダウンロード版は6800円+税
Xbox OneとPC版はダウンロード版のみ。
※プレイステーション4パッケージ版で日本語音声を利用するには日本語音声パックのダウンロードが必要です。

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