ブラック企業VS社畜クローン!? 新機軸のパズルアクション『ステルスインク』が日本上陸【ファミ通EE夏の大特集[2]】

公開日時:2014-08-07 00:00:00

 スクウェア・エニックスの海外ブランドレーベル“エクストリームエッジ”が、海外独立系デベロッパーの作品を本格的に手掛けることを決定。現在、プレイステーション4、プレイステーション3、およびプレイステーション Vita用に2014年8月26日配信予定となっているのが『Stealth Inc: A Clone in the Dark ULTIMATE EDITION(ステルスインク クローン イン ザ ダーク アルティメット エディション)』(価格は各1500円+税)だ。ここでは、本作の魅力について紹介しよう。
※『ダイブキック アディション エディション』については→こちら

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 2011年11月にPC向けに配信されたインディーゲーム『Stealth Bastard(ステルス バスタード)』。2D横スクロールのパズルアクションゲームで、シンプルなルールながら絶妙な難度と奥深いゲーム性が話題となり、昨年4月にはSteamで調整やステージ拡張を施した『Deluxe』が発売。さらに7月、家庭用ゲーム機向けに海外のPSNで『Stealth Inc(ステルスインク)』として配信されたところ大ヒット! 『Stealth Inc: A Clone in the Dark ULTIMATE EDITION(ステルスインク クローン イン ザ ダーク アルティメット エディション)』は、そこにダウンロードコンテンツも加えてローカライズした決定版だ。日本のプレイヤーも眠れぬ夜を過ごすことに!?

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▲テスト中のゴーグルは暗闇にいると緑色に、光の中では赤色へとレンズの色が変わる。

■過酷なテストを生き残れ

 本作の主人公は、“PTi社”に所属する“クローン”。クローンの仕事は、PTi社の新製品であるゴーグルの性能テストだ。ゴーグルの性能を文字通り“体当たり”で試すことになるのだが、テストのために用意された環境は超過酷。プレイヤーの目的はクローンを操って、オブジェクトが作り出す影に潜みながらギミックやトラップをかいくぐり、さまざまなパズルを解いて出口にたどり着くこと。死んだら、会社は新しいクローンを送り込めばいい。そんな残酷な仕打ちに負けず、クローンをゴールまで送り届けよう。

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▲ステージのあちこちに置かれているPCをハッキングすると、ゴールの扉を開くことができる。

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▲青く輝く壁にはワープが設定されている。監視ロボットの目の前など予想外の場所へ飛ばされることも……。

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▲1セクター8ステージが基本。8ステージ目にはボスキャラ“センチネル”が配備され、ステージ全体を監視している。

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▲ステージに配置されているスイッチなどのギミックと、動かすことのできるブロックなどのオブジェクトを組み合わせてルートを切り拓こう。

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▲後半のステージでは、触れれば一撃死を招くレーザーなどが張り巡らされている。

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▲ステージを巡回しクローンを監視する小型ロボットは視覚で反応するものや、聴覚で反応するものなどが存在する。

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▲ゴールが目の前に見えていても、簡単に辿り着くことはできないイヤラシさ。

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▲基本は慎重さが要求されるが、時には大胆になることも必要だ。

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▲音が出る床は、しゃがみながら歩くことで音を出さずに進むことができる。

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▲区切られた小部屋はワープで繋がっている。巡回するロボットの中にはワープを通り抜けて移動するものも。

■多彩な“罠”が仕掛けられた120ステージ

 本作のステージ数は、全部で120。どれも、ひと筋縄ではいかないものばかりだが、1ステージにかかるプレイ時間はわずかなので、思う存分トライ&エラーをくり返して、クリアーを目指せるだろう。オリジナルのステージを作成できるエディット機能が充実している点にも注目。

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▲1セクター8ステージ(×8セクター)に加え、特定の条件を満たすと追加される隠しステージが各セクター2つ存在する。

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▲ステージをクリアーすることで特殊な効果を持つ装備がアンロックされる。装備によってステージクリアーの方法が大きく異なる。

【超難関揃いの追加コンテンツも完全収録!】

 海外版ではボーナスコンテンツとして配信された『LOST CLONES(ロスト クローンズ)』と『TELEPORTER CHAMBERS(テレポーター チャンバーズ)』を、本作には完全収録! それぞれが異なるコンセプトのステージで構成されており、ノーマルステージと比べて非常に難度が高い。歯応え抜群の追加ステージは、40ステージも用意されているぞ。また、本作にはタイムアタックの要素があり、自分の記録をPSNに接続すれば世界ランキングを確認することができる。現在も、世界中の猛者たちが腕自慢をくり広げているのだ。キミも記録をアップして、“世界一のクローン”を目指そう。

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▲“ULTIMATE EDITION”に追加されているボーナスコンテンツ“LOST CLONES”、“TELEPORTER CHAMBERS”それぞれ異なるコンセプトのステージで構成されている。

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▲ボーナスコンテンツの難易度はノーマルステージに比べて非常に高い。

(C)Curve Digital

※画面は開発中のものです。

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