• 『NESiCAxLive2』特設サイト>
  • ブレイブルー セントラルフィクション>
  • “Braver's Revel 2018”全国決勝大会の見どころを紹介、“濃い”予選を突破したトッププレイヤーたちの集大成を見届けよ!【BBCF】

“Braver's Revel 2018”全国決勝大会の見どころを紹介、“濃い”予選を突破したトッププレイヤーたちの集大成を見届けよ!【BBCF】

タイトー主催による『ブレイブルー セントラルフィクション』の全国大会“NESiCAxLive presents BLAZBLUE CENTRALFICTION Braver's Revel 2018”。2018年3月25日に実施される決勝大会の見どころを紹介しよう。
文:H.H

公開日時:2018-03-23 11:00:00

 タイトー主催による『ブレイブルー セントラルフィクション』(以下、『BBCF』)の全国大会“NESiCAxLive presents BLAZBLUE CENTRALFICTION Braver's Revel 2018”。その決勝大会が2018年3月25日(日)に実施される。本稿では『BBCF』の対戦シーンに詳しいなかおさんとともに、決勝大会の見どころを追求! 最近の対戦事情を踏まえつつ、注目キャラクターや有力チームなどを紹介しよう。

5a212ef9c1220

●協力・なかおさん プロフィール
 新宿の老舗ゲームセンター“新宿スポーツランド本館”のスタッフとして勤務。現在は獣兵衛をメインキャラクターとし、プレイヤーとしても日々腕を磨いている。2016年に行われた“Braver's Revel 2016”を制し、自身が発起人となって大型大会を開催するなど、『ブレイブルー』ファンには馴染み深い人物だ。ゲーセンスタッフという立場から対戦シーンの情報にも詳しく、本稿の制作にあたり快くご協力いただける運びとなった。

なかお1 なかお2

BBCF』の対戦事情

 『BBCF』は、登場キャラクターがそれぞれ独自の“ドライブ能力”を持ち、強力な個性と個性がぶつかり合う高速の戦いがくり広げられる2D格闘ゲーム。バトルではとにかく攻めが強く、立ち回りから何かをひっかけてコンボ→画面端で起き攻め……といった流れから勝負が決まることも少なくない。

 そんな本作は、約半年前の2017年8月に“Ver.2.0”へとアップデートされ、今大会はこのバージョンでの戦いとなる。なかおさんによると、現在のバージョンは世間的な評価でもキャラクターの強弱バランスがいいのだという。キャラクター間の強弱の差が少なく、“全体的に強い”というイメージなのだそうだ。例を挙げると、これまで強いと評価されてきたイザナミ、ナイン、カルルの尖った部分がマイルドになり、あまり評価の高くなかったスサノオ、カグラが強化されている。個性がぶつかるバトルである以上、必ず相手キャラクターとの相性は出るものの、キャラクターの戦力に大きな開きが無くなったため、勝負はプレイヤースキルに影響される度合いが大きくなっている。

対戦事情イザナミ11

2017年に猛威を振るったイザナミは、ビットを飛ばす必殺技を使用した際の再装填時間が延長。オフェンス力は相変わらずだが、立ち回り面でやや制限を受けるようになった。

対戦事情スサノオ

登場してから目立った活躍の無かったスサノオは通常攻撃の全体モーションが強化。全体的なコンボダメージが高く、+Bはガードさせて有利となるなど、オフェンス力が上昇している。

 もうひとつの大きな見どころとして、共通のバトルシステムとして備えられている“オーバードライブ”と、それに伴う“エクシードアクセル”が挙げられる。

 オーバードライブは、ドライブ能力が一時的に強化されるシステム。発動時には無敵時間があり、ガード中にも発動できるため、切り返し手段として強力だ。そしてエクシードアクセルは、オーバードライブ中に発動可能な特殊攻撃。こちらも発動時に無敵時間があり、オーバードライブ→エクシードアクセルと入力すれば、無敵のまま攻撃を発動できる仕組みとなっている。

 エクシードアクセルを用いた切り返しは強力だが、ガードされた場合は反撃が確定するほどのスキが生じる。しかしガード時は、キャラクターによってガード後のノックバック距離が変わるため、確定反撃を狙う側は相応の準備をしておく必要がある。リーチの短いキャラはダッシュ攻撃を入力しなければいけない場合があり、練習してきたテクニックが如実に反映される瞬間なのだ。

対戦事情エクシードアクセル1
対戦事情エクシードアクセル2

オーバードライブ発動→エクシードアクセルをガード。この後、反撃できるのとできないのとでは大違いだ。

対戦事情エクシードアクセル3

エクシードアクセルには一定値以上のダメージが保障される。ヒートゲージを消費するディストーションドライブ→エクシードアクセルにつなぐといったコンボに用いられる機会も多いぞ。

3on3大会に臨むプレイヤー情勢

 『ブレイブルー』シリーズの全国大会では、これまで2on2形式が多く採用されてきたが、今回の大会は3on3形式。これは多くの『ブレイブルー』勢が待っていたレギュレーションであり、予選期間はかなり高いモチベーションで対戦が行われていたようだ。

 なかおさんの目から見ても、「密度的に濃い予選期間だった」とのこと。ゲームが“Ver.2.0”になってから現在までの稼動期間は半年強だが、その“濃い”期間の中でどれだけ対策を詰めているかが、決勝大会を勝ち抜くカギとなる。

 またプレイヤーたちが3人チームで大会に臨むにあたり、チーム内で対策を共有することはもちろん、メンタル面や盤外戦術の話し合いを行っている姿も見られたという。たとえば、チーム内で相手の特殊ゲージをチェックする役割を決めておき、対戦メンバーにリアルタイムでゲージ状況を伝えてチェック漏れを防ぐといった内容だ。

 メンバーどうしの仲がいいチームは3人で食事に出かける姿が多く見られるなど、準備には余念がない模様。加えて決勝大会出場選手の中には、全国決勝大会初出場のプレイヤーが15人ほどいるのだという。それらの観点から、今回の決勝大会はいままでとは大きく違った雰囲気の大会になりそうとのことだ。

決勝大会のキャラクター情勢

 なかおさんの見解では、決勝大会にはいままで高い評価を受けてこなかったキャラクターが多く出場しているとのこと。出場キャラクターの中にほかのプレイヤーと被っていないキャラクターが9名存在し、そういったキャラクターは多くのプレイヤーに対策をされていない可能性が高く、対策不足を突いたプレイでどんな動きを見せるかが興味深いという。

 また今回は、3on3ということもあり、「このキャラクターには、このキャラクターをぶつけよう」といった、チーム内での“担当キャラクター”の振りかたも重要。レアキャラクターどうしをぶつけて対策不足を突き合う対戦が見られたり、思いもよらないキャラクターを当てて有利不利の通説を覆すような展開が発生するかもしれない。

キャラ紹介カルル

プレイヤー間の評価が高いカルルは決勝大会に9人が出場。人形の下段攻撃とカルル本体の中段攻撃を組み合わせた攻めは、わかりやすく強力だ。

キャラ紹介アマネ

キャラパワーには申し分のないアマネの出場者はひとり。ケズリに特化したドライブ能力を用い、攻勢の仕組みを相手に理解される前に倒し切ってしまいたい。

キャラ紹介ヒビキ キャラ紹介ヒビキ2

ヒビキは4人が決勝大会出場。ヒビキは空中コマンド投げの“鶚砕き”を持ち、空中の相手を捕まえる能力に優れる。プレッシャーのかかる試合ではジャンプで逃げたくなることが多くなるため、大会時の鶚砕きは超強力に機能するようだ。

注目チームを紹介

 決勝大会出場チームの中から、なかおさんが注目するチームをピックアップ。それぞれのチームの特色やプレイヤーのポイントなどを紹介しよう。(敬称略)

■CYCLOPS大阪
N男(レイチェル)/伊藤冴(カルル)/フェンりっち(ジン)

 『ブレイブルー』界最強プレイヤー・フェンりっちを擁する関西勢。勝つことを目的に結成された、本大会の優勝候補筆頭チームだ。キャラ構成は多くのキャラに対応できるバランスのいい組み合わせ。伊藤とフェンりっちはやりこみ量と実力ともに申し分なく、このふたりを全国大会の経験豊富なN男がどれだけカバーできるかがポイントとなる。


■絶対時間(エンペラータイム)
天地(イザヨイ)/りくとぅえ(イザナミ)/すーや(ヴァルケンハイン)

 各メンバーが各キャラクタートップレベルの使い手であり、研究勢。トレーニングモードを用いた“調べ物”で細かい点まで突き詰め、徹底した対策を用意することを得意としている。今回のような出場キャラクターが多い大会に向けて、それぞれがどれだけ対策を積んできたかは要注目。世間が不利だと思っている対戦組み合わせであっても、彼らなら有利をつけてしまうシーンが見られるかもしれない。


■かなめ薙先生のファン
いぬ(プラチナ)/わたがし(Es)/ひゃくはち(カグラ)

 女性のカグラ使い・ひゃくはちを擁するチーム。いぬとわたがしが諸事情によりふたりで予選に臨むところだったが、予選会場でひゃくはちを迎え入れ、見事に予選を突破した。ひゃくはちは滋賀のトッププレイヤー・天地が直々に『ブレイブルー』を教え、強豪プレイヤーたちと対戦して腕を磨いているため、段位では測れない強さを持つ。予選大会では3人抜きする仕事を果たしており、決勝大会でも活躍に期待したい。


■ファジーで連絡します。
ろにった(Es)/もけもけ(レリウス)/なおと(レイチェル)

 ろにったともけもけは2on2大会でチームを組むことが多く、最近の大型大会では当たり前のように上位に食い込む安定感のあるふたり。なおとは昨年10月後半の“闘神祭2017”が終わってから初めてレイチェルを触り、3ヵ月で最高段位の天帝まで辿り着いたハイセンスプレイヤーだ。関東をホームとするチームの中では最有力候補と考えられる。


■リストライク軍団
tetsu(ラグナ)/すな(アズラエル)/いなぎ(アマネ)

 メンバー全員が全国決勝大会初出場のフレッシュなチーム。関東をホームとしているものの予選期間は各地を飛び回り、仙台で予選を突破。3人とも旧バージョンはアップデート直前までやり込み続け、今バージョンで念願の決勝大会出場を果たした。野試合では一線級のプレイヤーたちに勝ち越すこともあり、ふだん通りの力を出せれば十分に上位を狙える。初全国のプレッシャーに耐えられるかが不安要素だが、なかおさんは「単純に言うとがんばってほしいチームです(笑)」とのこと。

決勝大会は神奈川の“MEGARAGE”で開催!

 本決勝大会は、2018年3月25日(日)に神奈川県のタイトーステーション溝の口店3Fにある“MEGARAGE”を舞台に開催される。当日は朝9時より、決勝大会出場の最後のチャンスとなる当日予選が行われるので、腕に覚えのある人はぜひチャレンジしてほしい。

 また、大会模様はストリーミングサイト・twitch.tvにて生放送が実施。上記のポイントをおさえつつ、選手たちの熱い闘いを見届けよう!


この記事の関連URL

  • 『NESiCAxLive2』特設サイト>
  • ブレイブルー セントラルフィクション>
  • “Braver's Revel 2018”全国決勝大会の見どころを紹介、“濃い”予選を突破したトッププレイヤーたちの集大成を見届けよ!【BBCF】

この記事の個別URL

公式サイト