ここ最近立て続けに注目・話題作がリリースされプレイヤー人口にもいささか蔭りが見え始めてきたが、それでも22時きっかりに制圧出撃しようぜと誰かが一声かければ何十人も集まってくれる。俺はそれに感動すら覚えたよ。始めてから一週間ほど経ったが未だその勢いは衰えず、自身も身をまかせ同化している。かのカリスマは「MAGは遊びじゃねぇ」と叫び、多くのプレイヤーを震撼させた。当時はおおすごいなさすがだなと感心しかしていなかったが、今ではMAGが生活の一部に組み込まれてしまった。味方も相手も人なんだ惰性でやるわけにはいかない、味方に等しく与えられる勝利のためたかが誰よりも活躍しようとひたすら走り回った結果である。まさかゲームでワン・フォー・オールなんて言葉を使うとは思わなかった。これらは自分が所詮1/128であることからくる連帯感、責任感からくるもので、意識の低い人はしょうもないところでキャンプを始めるし、APCでレースを始める。俺はただの撃ち合いは大して好きなわけではなく、城を攻め落とすようないわばRTSの要素をMAGに見出し、惚れ込んでしまった。恐らくこのままサービス終了までお付き合いすることになるだろう。人を心から本気にさせるゲーム、それがMAG。何事にもちっぽけでいいからプライドを持つことが肝要。