サバイビング・ジ・アフターマス-滅亡惑星-(PS4)のレビュー・評価・感想情報

最低限のチュートリアルはあるが覚えることが多く、ルールや操作性も含め非常に煩雑。場合によっては“いま起きている問題の解決方法”の手順がわかりにくいこともあり、それがストレスになることも。とはいえ、文明崩壊後を描いた世界観は魅力的で、コツコツと施設を建設していく積み重ねのくり返しが心地よい作り。戦闘要素もあるがけっこうあっさり目で、どちらかと言えば建設要素がメイン。

週刊ファミ通1755号より

プレイ時の感触は、街作りシミュレーションでよくあるタイプ。ですが、世界の崩壊後を題材にしているのがおもしろかったですね。この手のドラマやコミックの展開であるようなイベントが満載で、終始ニヤニヤ。人がころころと死にまくるハードさも当然兼ね備えていて、サバイバル面での楽しさも十分あります。ただ、チュートリアルが不足気味。数値などのサイズも小さくて少し見にくいかな。

週刊ファミ通1755号より

終末世界でのサバイバルとコロニー作りは、資源不足や環境汚染など、悩ましい問題がつねに付きまとうので、好みは分かれそうだけど、そのぶん、どうやって困難を切り抜けていくかを考えるのは、やり甲斐を感じます。チュートリアルは、もう少しフォローが欲しいところもあるが、基本的には丁寧。資源の多さや災害の頻度といった、複数の項目を設定し、難度を細かく調整してプレイできるのは親切。

週刊ファミ通1755号より

拠点運営シミュレーションと、“スペシャリスト”を外界に派遣するストラテジーゲームを並行してプレイするようなスタイル。シェルターの完成を目指しつつ、災害や人々の問題にも対処してと、なかなかの忙しさで、つい時間を忘れてプレイしてしまいます。一部のUIや、画面切り換えの動作など惜しいところはあるけれど、全体としてはとっつきやすいかと。日本語テキストが滑らかなのもいいですね。

週刊ファミ通1755号より