PCのVRタイトル『PaperDolls』がベース。移植にあたって非VRモードが追加され、オリジナル版よりも演出面を強化しているのは◎。アドベンチャーの文法としては王道だが、パズルありアクションありとバラエティーに富んだ内容。ホラー要素も、モンスターに襲われるといった直接的な恐怖から生理的不快感を誘うものまで幅広い。ただ、VRモードは操作が少し煩雑で、慣れるまでストレスを感じることも。
週刊ファミ通1581号より
VR専用のモードのほかに、内容が微妙に異なる非VRのモードが用意されており、さらに操作方法がコントローラかPS Moveかを選べるなど、至れり尽くせり。VRモードでの臨場感はかなりのものがあり、暗い館を探索するだけでも恐いのに、いきなり悪霊が襲い掛かってくるからドキドキです。ただ、悪霊に襲われたときのQTEでボタン同時押しを求められるなど、ゲームバランスにやや難がある印象。
週刊ファミ通1581号より
いつ襲われるかわからない不安の中で、暗い建物内を探索するのは緊張感たっぷり。調べる対象や拾える物などを、画面の中心にしっかりとらえないとコンタクトできないのがもどかしくもあるが、隅々までじっくり見て回る必要があるため、恐怖心を煽るのに作用しているかも。謎解きについては、脱出ゲーム風の印象。VRモードは操作性が悪く、ホラー体験と関係ない部分でストレスが溜まるのが難点。
週刊ファミ通1581号より
目新しいチャイニーズホラーな脱出ゲーム。霊に襲われたり、不可思議な仕掛けが多かったりとオカルト色が強い。コントローラで遊ぶ新モードは、従来のVRモードと仕掛けの内容が若干異なっているが、比較的遊びやすい。VRではPS Moveコントローラを使っての操作で、棚を開けるなど実際の動作に近いアクションは臨場感がある反面、移動や方向転換がやりづらい。広い場所が必要になるのもネック。
週刊ファミ通1581号より