PERFECT ANGLE イリュージョン パズル(Switch)のレビュー・評価・感想情報

錯視をモチーフにしたゲーム性は新鮮。ミサイルで撃つ、水位を変えるなど、オブジェクトの形を変えながら解き進める問題もあり、パズルの種類は多彩。どんなオブジェクトが完成するのか、といったワクワク感がある反面、ヒントを使わないと完成形がわからないため、解答への手順が総当たりになりがち。また、ステージによっては直感的にわかりにくいオブジェクトがあるなど、気になる部分も。

週刊ファミ通1560号より

特定の位置にカメラを回転させると、意味のある形が現れる仕組みが、だまし絵やトリックアートのようでおもしろい。水の高さを変えたり、オブジェクトの一部をミサイルで破壊したりするなどのギミックがあるのは、変化に富んでいいけれど、もっといろいろなギミックがあればなおよかった。ステージの合間に主人公の想い出が垣間見られるのはグッド。104面は、価格相応のボリュームだと感じました。

週刊ファミ通1560号より

トリックアートが正しく見える視点を探すかのように、グリグリと視点を動かして正解のアングルを見つけるのは、思わず夢中に。ストーリーはおまけのようなものだが、最後まで見てもいまいちピンと来ない印象。104ステージもあって遊び応えがあり、2分経てばヒントも確認できて、途中で詰まる心配がないのはありがたい。各種設定を調節するメニューにすぐにアクセスできないのは、少々不便。

週刊ファミ通1560号より

視点やオブジェクトを回して、あるモノに見える角度を探し当てたときはちょっとした快感を味わえる。シルエットや水位などを変えたり、余分なオブジェクトを破壊したりと、ステージの仕掛けも豊富。ただ、背景にももう少しバリエーションがあれば。意表を突く問題もあるが、さりげないヒント機能がフォローに。BGMのピアノや、主人公の語りが静かで落ち着くので、寝る前にプレイするのもよさそう。

週刊ファミ通1560号より