過去にリリースされたXbox One版はローカライズされていなかったが、本作は日本語字幕がついており、物語もバッチリ把握できる。“マジックマーカー”を使って地形を変化させる操作をタッチパネルでも行えるが、マーカーを使う際にいったん手を離さなければならず、コントローラで操作しようとすると使うボタンが多くて、やや手間に感じる。仕掛けが多いエリアではとくに、手順が面倒に思えがち。
週刊ファミ通1535号より
さらわれた弟を取り戻す物語を始め、主人公の少年のオーバーな表情や動きなどは、ピクサーのCGアニメ映画のよう。背景グラフィックが凝っているので、冒険アクションが楽しく感じられます。“マジックマーカー”を使って足場を作ったり壊すといったアクションは、『大神』の“筆しらべ”に似ているが、そちらを未体験の人には新鮮に感じられるかと。ボリュームは価格相応ながら、プレイ感は濃密です。
週刊ファミ通1535号より
『Max: The Curse of Brotherhood』というタイトルで、ほかのハードでリリースされていたものだが、ニンテンドースイッチ版では“マジックマーカー”をタッチでも操作できるのが特徴。極端に利便性が向上したわけではないが、素早さが求められる場面では便利。日本語字幕がつき、物語がすんなり頭に入ってくるのがうれしい。謎解きに独自性があり、マーカーでできることが増えていくところも○。
週刊ファミ通1535号より
他機種版と内容は同じだが、マジックマーカーで地面を盛り上げたり、木を伸ばしたりといった操作は、ニンテンドースイッチのタッチスクリーンと好相性。謎解きのほかに収集要素などもあって、やり応えがある一方で、ステージによっては似た仕掛けが続くところもあるかな。ムービーシーンの画質にやや古さを感じるけど、カートゥーンCGのようにキャラが生き生きと動いていて、思わず見入ってしまう。
週刊ファミ通1535号より