クロスレビュー
『Rez』へのオマージュが強く見て取れる。ノリのいいBGMが流れる中、つぎつぎと出現する敵をロックオンし、撃破することで、心地よくシンクロする映像と音楽を味わえる。シューティングとしてのデキは、敵の種類や攻撃パターンが少なめなので、やや単調な印象を受ける。自機のショットが敵に当たったときの感触があまり実感できないところや、ステージのボリュームがもうひとつなのも惜しい。
週刊ファミ通1521号より
BGMに合わせてJoy-Conが振動するなど、ゲーム内容と音がシンクロするのが気分を高揚させます。レーザーの発射音や敵を破壊したときの効果音も気持ちいい。とは言え、四角いフレーム状の敵やボスはバリエーションが少なく、ステージが進んでも曲以外はあまり変わらなかったりと、ちょっと味気ない。弾が当たると1発でミスになるのはきびしいが、“OKIRAKU”モードは無敵状態で遊べるのがいいね。
週刊ファミ通1521号より
レトロフューチャーな映像と音の世界に、能動的に変化を加えることのできるコンセプトがステキ。Joy-Conから伝わってくる振動が没入感を高めてくれます。自機の弾の見えづらさや、敵の弾の有効範囲のわかりにくさで、シューティングとしての快感やスリルが得られにくいのは惜しい。クリアー後のごほうびモードでもチュートリアルをスキップできないなど、未完成な部分もあり、今後の修正に期待。
週刊ファミ通1521号より
アクションとリンクしたBGMとともに、ロックオンの数で変化するレーザーの色が、サイバーな空間での戦いのゲーム性と幻想感を高めている。ただ、機銃と床の線が同系色だったりと、使用色が少ないため見づらい部分も。1発当たるとゲームオーバーとなるノーマルモードと、自機が無敵になる“OKIRAKU”の中間の難易度があれば、シューティングの緊張感と音楽のシンクロがより楽しめたのでは、とも。
週刊ファミ通1521号より
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