クロスレビュー
勇者と魔女のほかに、新たにちび勇者を加えた3キャラを同時操作できるようになり、アクション性がアップ。そのぶん、操作が少し煩雑になった印象だが、魔法発動のタイミングと合わせて、ちび勇者をどう動かすかといった新たな戦略性が生まれている。だが、プレイ感覚がシリーズ過去作とさほど変わらず、新鮮味やインパクトは薄め。序盤から難度が高めで、テンポよくサクサク進められたら、とも。
週刊ファミ通1520号より
シリーズを通じての、ファミコンテイストのグラフィックとBGMが、相変わらずいい味を出しています。つぎつぎと迫り来るモンスターを倒していく基本的な内容はこれまでと同じだが、操作キャラが3人に増えたことで、戦略性に変化が生まれている。“絆のちから”を使っての逆転劇も爽快感があるね。レベルアップやアイテム購入のための作業感が若干あるものの、400円[税込]という価格はお得です。
週刊ファミ通1520号より
魔女を守りながら群がる敵を倒すのは忙しく、さらにちび勇者も加わって3キャラを同時に動かせるようになると、いよいよ操作で頭がこんがらがってくるが、それも楽しさのうち。圧倒的な数の敵が押し寄せるが、敵を押し戻せる“絆のちから”を高頻度で発動でき、緊迫感がありつつも、意外となんとかなるところもいい。お金稼ぎのために同じステージをくり返すのは、ややもどかしさを感じることが。
週刊ファミ通1520号より
どの魔物から倒し、どういうルートでアイテムを回収していくかなど、シリーズ過去作でも味わえた、心地いい忙しさは健在。本作では魔女が動かないぶん、勇者たちの攻撃に専念できるのがいいね。その一方で、防衛や魔法発動のタイミングを図る難しさもある。ステージの難度はやや高めかな。コツコツ資金を稼いで強化していくことになるため、ときに我慢の時間もあるが、長く遊べるという面も。
週刊ファミ通1520号より
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