『ファミコンウォーズ』をリスペクトしつつ、現代風にアレンジした印象。味方ユニットの視界外の状況がわからないため、偵察や索敵が重要で、敵の発見直後の戦闘でどう立ち回るかがポイントに。うまくデフォルメされた各ユニットはミニチュアのようでかわいいし、戦闘時の攻防もコミカルで楽しい。“ヒーローユニット”の育成や、ストーリーモード以外に用意された56のステージなど、やり込み要素も○。
週刊ファミ通1519号より
ユニットの造形のかわいらしさとわかりやすいシステムでとっつきやすい。視界が制限され、索敵が重要となるほか、複数ユニットによる“一斉射撃”や、敵を押し出して動かす“突撃”などの戦略要素も戦闘をおもしろくしている。ステージごとの勝利条件や目的がもっと多様だと、さらによかったな。インディーゲームで豪華な声優陣を起用しているのは珍しく、フルボイスでストーリーが描かれるのはいいね。
週刊ファミ通1519号より
コマンドやユニットの種類などが絞り込まれているため、覚えなければならないことが少なく、直感的に遊びやすい。それでいて“支援射撃”や“狙撃兵”といった、おもしろみのある独自要素がきちんと盛り込まれている点に好感。価格に対するマップ数の多さにも満足です。ただ、アニメをオフにすると結果がわかりにくい戦闘や、選択した項目が視認しづらいメニューなど、やや未完成な箇所もちらほら。
週刊ファミ通1519号より
兵器感を残しつつデフォルメされたユニットがカッコかわいいが、中身は本格派。マップ上で視界をさえぎる霧と“一斉射撃”が、定番システムに厚みを持たせている。育成可能な精鋭部隊“ヒーローユニット”も〇だが、切り札として自分のタイミングで投入できるからこそ、物語に絡むキャラならより燃えた。四つ巴の戦いもある“スカーミッシュ”は、事前情報がほとんどないため、初見プレイでの歯応え高し。
週刊ファミ通1519号より