クロスレビュー

平均

7.0
私立探偵のエルキュール・ポアロとなって、犯行現場の捜査や参考人への尋問を行い、手に入れた証拠品や証言をから事件を推理し、犯人や犯行動機の謎を解き明かしていく。
発売日
2017年04月28日
価格
1851円 [税抜]
対応機種
PS4 他の機種を見る
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
クロスファンクション
詳細を見る

アガサ・クリスティ - ABC殺人事件(PS4)のレビュー・評価・感想情報

乱舞吉田
ファミ通公式 PS4
7

犯行現場や関係者を調査し、パズルを解いて、手掛かりをもとに推理を行う。一連の流れは推理アドベンチャーでの鉄板だが、有名推理小説がベースだけあって、ひとたび遊び始めると没頭してしまう。アニメ風のグラフィックも、独特の味があります。英語音声+日本語字幕なのだが、文字のサイズが小さいうえに、自動でつぎのセリフに送られてしまうなど、ローカライズやUIで、やや気になるところも。

週刊ファミ通1483号より

ブンブン丸
ファミ通公式 PS4
7

アニメ調で描かれる世界は非常に美しく、舞台であるイギリスとよくマッチしている。謎解きは、難しさもあるものの、関連性をしっかり整理しながら考えれば、問題なく解けるレベル。一部のパズル系の謎解きがきびしいのは気になったかな。ヒントのシステムはありがたいが、ヒントというよりも答えそのものが出てしまうので、もう少しプレイヤーが考える余地を残してくれたらありがたかった。

週刊ファミ通1483号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式 PS4
7

プレイヤーが推理する部分はあまり多くはないが、観察や尋問で情報を集め、“灰色の脳細胞”に正解となるピースを当てはめて推理を進めていくのは楽しめる。カートゥーン調の3Dモデルで作られた街並や建物内などは、臨場感が出ていていいね。ポアロのゆったりした移動や場面転換のほか、カーソルを動かして調べる場所を選択するUIは、ややスムーズさに欠け、ゲームのテンポを損ねているのは惜しい。

週刊ファミ通1483号より

くしだナム子
ファミ通公式 PS4
7

発見した複数の手掛かりによって推理を展開させたり、相手の様子を見定めつつ会話を進めて証言を引き出すなど、探偵ごっこをじっくり堪能。犯行シーンを再現するイベントが、ドラマ性を高めています。テキストにわかりにくさを覚える場面や、カーソルが合わせづらくてストレスを感じたりするなど、やや粗さが目立つのがもったいない。それでも、内容と価格のバランスは、いい線を行っています。

週刊ファミ通1483号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

しゅくりむ
PS4 2017-05-19 00:25:51投稿
7

良かった点
ストーリーがとても良い
推理で答えを導く楽しさ。
パズル要素の解く楽しさ。
ポワロになりきって楽しめる。

悪かった点
パズルの一部が難解。
翻訳がイマイチ。
Xボタンが決定ボタンで○ボタンがキャンセルボタンは遊びにくい(洋ゲー仕様)
EDのスタッフロールががループ。。気付かず2回見ちゃったよ。
クリア後にプレイしなおすとオートセーブでデータが消される。せめてファイルコピー機能は欲しかった。(ファイルは3つある)
字幕が見づらい

総評
トロフィー95%まで進めたのでここまでで。

ABC殺人事件。アガサ・クリスティの作品の中でも特に有名らしいですね。
ポワロとまーぷるというアニメにもなったしコミックも出ていました。一度読んでみようと思いつつ、思ったままなのですが。。。

PS4でアドベンチャーゲームとして配信されたので、推理物のアドベンチャーを遊びたかったのと、ポワロを知りたいので購入しました。

ストーリーはとても面白かったです。名作と言われるだけあります。調べたら後半が少し違うようですが、大きく話が変わることはない範囲なのだと思います。
ABCを名乗る者からポワロへの挑戦状が送られる。そこから始まる接点のない連続殺人、しかしそこにはある理由があった!
みたいなお話です。

初見クリアまで7時間くらいかな?
パズルが解けるかどうかでクリア時間は変わるかな。
 このパズルというのは、いわゆる脱出ゲームによくあるタイプのもので、数字を探したり動く場所を探して仕掛けを解いたりしていくもの。
隣の部屋へ行くためにキャッシャーの隠し扉を開けて鍵を手に入れたり、レコードを聴くためだけにハンドルや暗号解いたり、トランクケースに木版の仕掛けがあってやっとあけるとお酒や工具が入ってたり。。。なんの泥棒除けですか!?イギリスの人はこんなめんどくさいことやってるの?というくらい仕掛けの割にたいしたものが入ってない(一応証拠品だけど)
というか家具職人のレベルが高いよ!最初の容疑者は元家具職人らしいけど、すごすぎるよ。
ちなみに時計の仕掛けを解くのは時間かかりました。。。もし時計で苦戦したら、ツノに注目してください。この仕掛けが気付きにくいと思うので。
パズルの数はかなり多いです。
本編の推理があまりないせいか、ゲームの大半はこれに時間とられます。
脱出ゲーム好きなら楽しいかも?
ボクは苦手なので、最初はほどほどに悩むくらいで解けて楽しかったけど、解からないとどうにもならなくなるので最終的にはただただしんどいだけでした。


肝心の推理物の部分ですが、観察、考察、尋問、再現を行って進めていきます。
 まずは証人や容疑者を観察して人物像を見抜きます。
観察する数(できる箇所)は0/3のように数字でわかるとうになっていて、さらにアイコンを合わせる部分に近づくと色が緑に変化、振動もする。近づけは近づくほど振動は細かくなりアイコンも絞られるのでササッと調べられます。
容疑者の家や現場等の観察も証拠が絡む場合は同様。それ以外では調べた際にポワロが感想を述べるくらいです。
 尋問は、いくつかの項目から相手の性格を読んで適切な選択を選んでいく、、、のだけど、間違っててもポワロや相手が会話を軌道修正してくれて勝手に進んでいきます。
 では、選択する意味は?
ここがポワロになりきる部分。
ポワロらしくふるまうとエゴポイントというのがもらえます。
このポイントは、トロフィーとは別にアワードという称号がもらえます。
ポワロらしく、ポワロなら言いそうな尋問のセリフを選んだり、ポワロならやりそうな行動をしたり、ストーリーを進めると増えていきます。
行動では、鏡を見つけるたびに髪を整えたりとかするともらえます。。紳士ですね。。
それ以外のセリフの選択では、本筋は変わらないけど一部ストーリーが変化する上にトロフィーにも影響する分岐があったり、行動ではラストが少し変化するくらい。
 考察パズル部分。
 疑問は、手に入れた証言や証拠をつなぎ合わせて事件への疑問を解決するもの。
1人目と二人目の犯人は同じか?ならばそれを証明する事柄は。。。コレとコレだ!
みたいなかたちで推理する。。。。
だけど、証言や証拠を組み合わせるだけなので答えがわからなくても総当たりでやってくと解けちゃう。
 再現は、疑問を解いて導き出した答えをもとに事件はこのように行われた、というのを再現するもの。
 これも、行動を間違えてもやり直しになるだけだし、そもそも選択肢が少ない上に問題も少ないので簡単。

事件毎に行ける範囲は狭く、目標として○○を調べる、○○を尋問するなどでるので、本当にパズルが解けない限りは迷うことはない。むしろパズルが解けないと投げたくなるかも?

また、テキストを読むゲームなのに字幕が小さい。
しかも一画面に収まらない長台詞はスキップできないし、逆に一画面分しゃべり終わると勝手に次の字幕にかわる。読むのが間に合わないと本当困る。
 さらに、ゲーム開始直後は操作方法などが画面上部に出る。
でも字幕は下で小さいし間に合わない。そんなに一瞬で画面あちこち見られないよ。

セリフは英語かフランス語のみ。聞き取れればこんな苦労ないんだろうげども。。


割とダメな部分が目立ちますが、原作知らなくてもストーリーは面白かったし、原作知っているならポワロになりきって楽しめると思います。
一応少しはパズルも楽しめたし。
ダウンロード専用なので価格も控えめ、、、とはいっても2000円は手が出しにくい価格帯、、、500~1000円で面白いの多いから、、でもフルプライスではないし、まぁまぁ満足な感じです。


、、、あれ?本買ったほうが安い?


いや、映像もセリフも字幕も遊びも付いてるから、本と比べるのは違いますね。


ボクの灰色の小さな脳細胞は動き切らなくて大きなロバのトロフィー取れませんでした。何を失敗すればとれるトロフィーなんだろう。
でも、2週したから、、いいか。

クロスレビュー

平均

7.0
私立探偵のエルキュール・ポアロとなって、犯行現場の捜査や参考人への尋問を行い、手に入れた証拠品や証言をから事件を推理し、犯人や犯行動機の謎を解き明かしていく。
発売日
2017年04月28日
価格
1851円 [税抜]
対応機種
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ジャンル
アドベンチャー
メーカー
クロスファンクション
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