回転するふたつのバケツがあり、クリーチャーをなるべく落とさないように、バケツからバケツへと移動させる。シンプルな操作とルールで、非常にわかりやすく、誰もが楽しめる。少しずつ回転速度が速くなり、さらにバケツがもう1セット増えたりするが、同じようなことをくり返すだけなので、単調に感じてしまう。価格は300円[税込]と安いけれど、もう少し変化をつけたモードなどが欲しかったな。
週刊ファミ通1483号より
クリーチャーを左右に動かすだけの操作で、バケツからこぼれないようにするのは、意外に集中させられる。ただ、遊べるモードがひとつで、ハイスコアを狙うだけなので、プレイ感はストイック。バケツの回転スピードが速くなり、数も増えて難しくなっていくのはおもしろみがあるが、少し遊んだだけで、わりとお腹いっぱいになってしまう。価格が安いとは言え、味つけやモードの種類が足りない印象。
週刊ファミ通1483号より
カップの回転速度を見極めながら、クリーチャーを思いきりよく移動させる感覚は、コツをつかむと心地よくなってきます。一定スコアに達するごとにカップ配置が切り換わるのですが、その際の演出に情緒がなく、せっかくのテンポがリセットされてしまうのが残念。ゲームモードはひとつのみ、ポーズボタンの設定なし、記録要素はハイスコアだけ……などと、じっくり遊ぶ用の作品ではない印象です。
週刊ファミ通1483号より
ルールや操作はシンプルながら、理解力が必要。最初はわけがわからず戸惑ったけど、重力の働きや、その作用によるクリーチャーの動きを解析し、ゲーム性を把握する過程には、発見の喜びがあります。延々と同じことのくり返しですが、飽きが来るころに難度が増す設計はグッド。ゲーム機本体のジャイロセンサーを活かした操作法かと思ったら、そうではなかったのは、相性がよさそうなだけに残念。
週刊ファミ通1483号より