グラフィックを含めて丁寧な作り。“5日間の物語”をどう紡いでいくか、プレイヤーの選択や行動によるさまざまな物語展開が楽しい。キャラの成長過程などによってイベント発生の有無があり、それが上手にリプレイ性につながっているのは◎。ただ、特性の異なるキャラごとの戦略性はあるものの、アクションゲームとしての駆け引きや爽快感は薄く、ほぼ力押しで敵を倒していくだけ、といった印象も。
週刊ファミ通1471号より
グラフィックの色使いや音楽を始め、独特の世界観が魅力。1回のプレイは短めだが、プレイヤーの行動によって旅の過程が多様に分岐していくところが、『サガ』シリーズに似ていておもしろい。ローカルでマルチプレイが遊べるのもうれしいね。基本的に、敵が突っ込んでくるだけで、戦闘が単調になりがちな点などは、気になるし惜しいけど、“磨けば光る原石”であるのも、ところどころで感じられました。
週刊ファミ通1471号より
5日間という制限つきの冒険をくり返す作りが新鮮。1プレイがさっくり遊べる長さで、自分が旅する場所や選択によって、多彩な展開を見られるのがいい。周回を重ねることで、世界観が見えてきたり、キャラなどをアンロックできるところもナイス。音楽が非常に印象的で、独特の幻想的な雰囲気をさらに際立たせている。アビリティーを駆使する戦闘は、操作感がいいし、キャラごとの個性もあって○。
週刊ファミ通1471号より
何と言っても音楽がすばらしく、一気に幻想の世界へと連れて行ってくれる。ドット絵は素朴だが、イラストは雰囲気があってステキ。ちょっと説明不足のところもあるけれど、手探りで進みつつ、各地の謎を解き明かしていくのはおもしろい。イベントでの振る舞いで性格が変化するのもいいね。毎回、最後の英雄譚にどう記されるのかが楽しみになる。欲を言えば、性格のパラメーターを細かく見たかったな。
週刊ファミ通1471号より