クロスレビュー
特筆すべきは、目でも楽しませるスチームパンク風の世界観と、メタルやテクノなどを意識したスピード感溢れるBGM。弾幕シューティングとしては、ショットとボムだけという古典的かつ地味な仕様だけど、ザコ敵とボスの攻撃方法なども凝っていて、各種演出のよさがキラリと光る。Wii UGamePadやテレビ画面表示が縦置きに非対応なのは残念。飛行距離を競う“サバイバルモード”はやり込み甲斐あり。
週刊ファミ通1471号より
まず目を惹くのが、独特のタッチのグラフィックと世界観。パンクやメタル風の音楽も特徴的で、本作ならではの味になっている。それでも、奇をてらっただけのゲームではなく、シューティングとしての作りはむしろオーソドックス。一部に、背景と敵弾が同色のため見にくいステージがあるが、各ステージごとの特徴がしっかりと出ているのはグッド。“サバイバルモード”も一風変わっていておもしろい。
週刊ファミ通1471号より
スタンダードな弾幕シューティングだが、独特の世界観やデザインがいい味を出している。自機の弾の発射音や、敵の被ダメージ音がないなど、演出面は寂しい。“ボルテージバースト”で敵の弾を消しつつ、“マルチプライヤー”の数値を高めて獲得スコアを倍増させるのはなかなか熱いが、数値が減少する時間が短いため、維持するのがたいへん。全体的に、爽快さをもう少し感じやすい作りだとよかった。
週刊ファミ通1471号より
チラリと出てくるニコラ・テスラの肖像や宇宙人がチープな味わい。“アーケードモード”は、オーソドックスなシューティングですが、背景がサイケデリック。ボスの動きに合わせた演出もいいね。もうひとつの“サバイバルモード”は、飛行距離を競うランアクションタイプで、より中毒性が高いかな。ミスしたら最初からやり直しの緊張感と、カスタムの手軽さが、モチベーション維持につながっています。
週刊ファミ通1471号より
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