ゲームシステムから謎解きの仕掛けにいたるまで、ほぼ『ゼルダの伝説』風。「よくぞここまで同じにしたなあ」と、逆に感心するほど。とは言え、アクションの操作感やプレイヤーの誘導方法などは微妙で、正直、心地いいプレイ感覚とは言い難い。説明不足なのもあり、序盤から難度が高め。3DS版は、下画面にマップが表示されるので、他機種版よりも多少遊びやすいのだが、操作がもっさり気味なのが惜しい。
週刊ファミ通1462号より
海外で人気のアニメのゲーム化ということで、フィンを始めとするおなじみのキャラたちが、にぎやかにしゃべるのがいいね。かわいらしい世界観とは裏腹に、大人向けのシュールなやり取りが展開するところが、アニメと同じノリで楽しいです。ゲーム部分は、システムやマップ構成など、2Dの『ゼルダの伝説』とよく似た作り。やや大味に感じられる部分もあるけど、アクションと謎解きの両方が楽しめます。
週刊ファミ通1462号より
基本システムやアイテムの使い道を始め、敵やマップのギミックにいたるまで、『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』にかなり似通った作り。そういった部分が気にならない人であれば、ダンジョンでの謎解きや、ちょっと頭を使う必要があるバトルといった、同作と同じような醍醐味を問題なく楽しめるかと。アクションの操作も小気味いい。原作の特徴である独特のユーモアを、随所で味わえるのがいいね。
週刊ファミ通1462号より
ボイスが多く、原作アニメのユルくてシュールな雰囲気がよく出ている。『ゼルダの伝説』をオマージュした見下ろし型アドベンチャーで、原作の設定をうまく落とし込んだ印象。仕掛けや敵の倒しかたにもヒネリがある。3DS版は下画面でメニューが見られて便利で、PS Vita版とPS3版は精細でマップも見やすい。死んでも大きなペナルティーはないが、ダンジョンマップの初期化は、終盤だとつらいかな。
週刊ファミ通1462号より