忍び、恋うつつ -甘蜜花絵巻-(PS Vita)のレビュー・評価・感想情報

前作のその後の展開を描く、ファンディスクとしては安定的な内容。最初に攻略対象キャラを選べるので、お目当ての相手との甘々な物語を存分に堪能できる。それぞれ3つの本編に加えて、条件を満たすことで出現する“ご褒美絵巻”や“逢坂城騒動絵巻”も用意されているので、ボリューム的にもバッチリ。追加要素の開放のカギとなっている“メロメロ鍛錬”も、難しいことを考えずに楽しめる親切な作り。

週刊ファミ通1503号より

各キャラのシナリオが、最初から恋人どうしの状態で、さらに結婚まで描かれるので、甘さと幸せムードでいっぱい。メロメロ状態で、目がハートにまでなるのは、おもしろおかしいけれど、ふだん聞けないようなとびきりの甘い言葉を言ってもらえるので、ハマれる要素かと。“メロメロ鍛錬”は、選んだキーワードに応じていろいろなセリフを聞けるのと、結果によりご褒美絵巻が開放されるのがうれしい。

週刊ファミ通1503号より

“メロメロの術”、最高ですね！　本作は卒業、仕事、結婚にエピソードが特化して、キャラクター数も多いので、かなりハイスピードで話が突き進む印象。しかし、ふたりで試練を乗り越える様がしっかりと描かれ、甘いツボも押さえているので大満足。修練院を卒業し、少し大人になった彼らの想いがさらに深く激しくなっており、ニヤニヤが止まりません。各キャラクターの立ち絵も艶やかで、本当にステキ。

週刊ファミ通1503号より

本作も、グラフィックが艶やかで美しい。攻略対象を最初に選べて、恋人どうしの状態から始まるので、ふだんの会話にも愛情が滲んでいます。“メロメロ鍛錬”は相変わらずの破壊力で、悶絶必至。成功すればおまけシナリオが手に入るシステムも、回収しやすくていいね。各シナリオはサクッと読めるボリュームだけど、忍びたちのさらなる成長が見られたり、結婚へと進む物語にもドキドキ。新衣装も新鮮。

週刊ファミ通1503号より