クロスレビュー
北欧神話をベースにした物語は壮大で魅力的。ノスタルジックなアニメ調のグラフィックも手伝って、美しい世界観を醸し出している。敵を攻撃する際に、力と防御のどちらを削るかといった独特のゲーム性はもとより、バトルを有利に進めることができる“意志力”の使いどころがもたらす戦略性など、遊び応えのある内容が◎。ボリュームの少なさと、細かいロードが多いのは、ちょっと気になった部分。
週刊ファミ通1450号より
日本人受けはもうひとつという印象も受けるが、北欧のバイキングをテーマにした世界観が特徴的で、それが本作の味になっている。ヌルヌルと動く滑らかなアニメーションや、選択肢によって細かく変化する展開など、見どころも多数。キャラごとに個性を活かした技が用意されているほか、ポイント消費で一時的に移動力や攻撃力を上げられるなど、戦略性の高いタクティカルバトルが楽しめるのも○。
週刊ファミ通1450号より
独特のグラフィックと渋い雰囲気がいい味を出している。体力と攻撃力を兼ねた“力”と、敵の攻撃を防ぐ“防御”のふたつのパラメーターの、どちらを削るかを考えて攻撃する戦闘システムは、新鮮味がありつつ、やり応えもあっておもしろい。データの保存がオートセーブのみで、途中でセーブするスロットを変更できない仕様は不便。また、物語やシステムに関して、説明不足に感じられる部分もちらほら。
週刊ファミ通1450号より
アドベンチャーパートもバトルも、すべてアニメーションで描かれているのが新鮮。キャラバンが進むフィールドも美しく、見せかたも凝っています。固有名詞が多く、話がやや飲み込みづらいのが惜しいかな。バトルのインターフェースも、もう少し扱いやすければ。戦闘自体は、防御と力のどちらを削っていくかという戦略性があって奥深い。任意でのセーブや中断セーブができるとありがたかった。
週刊ファミ通1450号より
クロスレビュー