クロスレビュー
『キューブクリエイター3D』と同様の、『マインクラフト』風サンドボックスゲーム。素材を集めて物を作る、クラフトゲームとしての遊びに加えて、銃で巨大蟻と戦うFPSのような楽しみかたもできる。サバイバルモードは、コンパスを頼りに移動して人を発見→周囲の蟻を倒して救出→レシピ入手、というくり返しで、展開はやや単調。500円[税込]で、ローカルとインターネットのマルチプレイ対応なのは○。
週刊ファミ通1421号より
『マインクラフト』を簡素にしたようなゲーム性で、採掘などで素材を集め、アイテムを作りながら、淡々と目的達成に取り組める。自由にステージを作れるモードが搭載されているのはいいね。サバイバルモードは、蟻を倒しながら人々を救出するという目的があるが、同じことをひたすらくり返す印象で、ちょっと寂しい。各モードをプレイ中に、ロードやセーブをせずに終了ができない仕様はやや不便。
週刊ファミ通1421号より
タッチスクリーン上のアイコンやボタン群もフル活用するアクション操作は、かなり煩雑。とくに戦闘時は、激しい操作の連続で、指が痛くなります。大筋の展開は単純ながら、オリエンテーリング感覚で黙々と楽しめるサバイバルモードや、いっしょに遊ぶ相手を確保できれば盛り上がれる各種マルチプレイは、価格を考えれば十分魅力的。BGMや時間経過演出も、思いのほか情感に訴えるものがあります。
週刊ファミ通1421号より
3DS用の競合作品と比べて、マルチプレイ対応かつ安価である点は大きなアドバンテージ。後発ということで、もっと突出したオリジナリティーも欲しかったのですが、サバイバルモードの物語性のある味つけにはおもしろみを感じます。生存者の救出劇が、やがてルーチン作業のように思えてくるのは残念ですが、扱える武器や作れる物、敵の種類などが少しずつ増えていく、変化のある展開はいい。
週刊ファミ通1421号より
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