クロスレビュー
攻略キャラが抱える問題に向き合い、それを解決して結ばれるまでの道のりがドラマチック。ただ、ほかの女の影がチラつくシナリオには、冷める人がいそう。さらに、複数のキャラがそういうストーリーなので、人を選ぶ作品かと。それでも、要所では、甘い言葉やシチュエーションが待っているので、攻略キャラのだらしない部分を許せれば、満足できるはず。選択肢でのヒント機能などは欲しかったな。
週刊ファミ通1451号より
女性関係がかなり派手なバンドメンバーたちと育む恋は、嫉妬や葛藤など、さまざまな問題に振り回されつつ、ときにはベタ甘な展開もあって波乱万丈。それでもしたたかにカレに尽くす主人公は、すばらしいお母さんです。物語の随所に挿入されるカレ目線の話や、個別ルート後もほかのキャラクターとの絡みがたくさんあるのは◎。何より、PC版の本編とアペンドディスクが1本になっていて、お得です。
週刊ファミ通1451号より
イケメン学生のバンド活動を中心に、いじめやケンカ、不純異性交遊(を匂わせる描写)などなど、パンチの効いた出来事がつぎつぎと起こるのが新鮮。攻略自体はそれほど複雑ではなく、主人公になりきって……というよりは、「こういうシーンが見たいのよ!」というオトメの本能に従ってプレイするのに向いています。演出面に派手さはないものの、システムまわりには大きな不満もなく、快適に遊べます。
週刊ファミ通1451号より
みんなの憧れの人から、自分だけを特別扱いしてもらえるという、女子なら一度は夢見るシチュエーションに、頭がのぼせてしまいます。一方、そのためにイジメにあうことや、それを乗り越えた先の人間関係が、精神的にこたえる人もいるはず。場面転換での読み込みはやや多いけど、セーブは速く、どのシーンかもわかりやすいです。ライブシーンでの、ボーカル入りの演奏は、気分が盛り上がりました。
週刊ファミ通1451号より
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