良かった点
○シンプルなシステムと程よいゲームバランス
戦闘は敵にぶつかって行う。押し相撲のような感じで、強くなればサクサクと進める。
しかし敵が多く囲まれると、あっという間にHPがなくなってしまう。
このゲームバランスが、プレイしていて楽しくなる。
○1と2が一本化したシナリオ
元々1と2で独立したソフトだったが、この移植作は1と2が1本の作品になっている。
1をクリアするとそのまま2が始まり、レベルやステータスはそのままにプレイができるようになっている。
ストーリーも完全に繋がっており、1と2あわせてひとつのストーリーだと思ったほうがいい。
2からプレイするメリットもないし、1だけプレイしても完結しないので、良いシナリオ構成だと思う。
○手軽に遊べる
現代の世の中は、スマートフォンで気軽にプレイできるゲームが多い。
イースⅠ・Ⅱも、ゲームシステムがとても単純なのでアプリゲームのように気軽にプレイができる。
いつでもどこでもセーブが出来、レベル上げなども簡単なのでサクサクと進める。
悪かった点
○ボイスが聴こえづらい
一部のイベントではキャラがボイスつきで喋るのだが、BGMと重なって聴こえづらい。
もう少しBGMとボイスのバランスを調整してほしかった。
○進むべき道が分かりづらい
昔のゲームにはありがちだが、道中よく行き詰る。
攻略を見ずにプレイする場合は結構骨が折れると思う。
総評
イースシリーズの中でも色々な意味で原点となる作品。
アクションRPGとしても原点と言えるので、まだプレイしていないという方はぜひともプレイして頂きたい。
WiiのバーチャルコンソールやPSストアのゲームアーカイブスでも配信されているので、とてもプレイしやすくなった。
特にPSPやPS VITAでプレイするのにとても適していると思う。
「イースはシリーズが多すぎて分からない!」と言う方は、とりあえずⅠ・Ⅱをやればいいです。
PCやPSPなどでもリメイクが多々されているので、そちらもオススメ。
これのために本体買いました。ものすごく高かった・・・。
今となっては当たり前なのですが、アニメーション・声付き・ピコピコ音じゃない。
びっくりしました。
キレイな絵だし、音楽もすごくかっこいい。この先どうなるんだろう?というワクワク感。
ものすごーーーく高い買い物でしたが、買ってよかった。と思った作品です。
イースはこのROM2版とFC版しか遊んだことがないので、本家PC版は知らないのですが。
当時PC版を遊んだ人に聞くと完成度高い。と話していました。
何度も何度も何度も……、繰り返し遊びました。
何回遊んでも飽きない作りです。
完全版やエターナル、クロニクルズといった今のイースしか知らない人に遊んでほしい作品。
というか、知り合ったファルコム好きの人には必ずすすめています。
イース1&2といえば、フィーナかリリアかで論争が起きていたのも懐かしい思い出です。
私はエレナちゃん派ですけどね!
パソコン版(PC−88)からの移植で、当時としては珍しかった、アニメーションを駆使したビジュアルシーンや、キャラが喋る事でも有名となった。
全体的に完成度が高く、現在、初心者がやっても飽きないと思う。
ちなみに、PC−88版をはじめとする、パソコン版には、MSX2版みたいに、タイトル表示中等の曲が異なるものがあります。
もし、バーチャルコンソール(Wii)で、PCE−CD版とMSX2版の両方が配信されたら、両方ともプレイしてみると良いですよ。