PC版より表現がマイルドになっているものの、学生生活の甘い恋愛模様を大胆に表現した展開は魅力的。新キャラが追加されたが、そのふたりだけ絵のタッチが異なり、やや違和感を感じるのと、追加エピローグがわずかなメッセージと一枚絵だけなのは寂しい。また、音声とBGMのバランスが悪く、声が聞き取りにくいのは難。調整しようにもオプション設定がいっさいないのは、昨今のゲームには珍しい。
週刊ファミ通1342号より
女の子たちに囲まれて、にぎやかな会話の応酬を楽しめるのは幸せ。キャラのデザインは、胸が突き出しすぎの感はあるが、どの子もかわいくて魅力的。既存のヒロインにエピローグが追加されたほか、新たに攻略対象がふたり増え、新規の物語が読めるのはうれしい。ボリュームはあまり多くなく、個別ルートの部分がもっと欲しかった。回想モードがないので、セーブのスロットが20個なのは少ないね。
週刊ファミ通1342号より
PC版からのリメイクにともない、対象年齢を引き下げているためか、盛り上がりに欠け、終始ふんわりとしたイチャラブ展開。「もっと男を見せろ、主人公!」とヤキモキした気持ちに。でも、萌え要素の詰まった物語と主人公の愚直なノリツッコミが小気味よく、さらに女の子も全員かわいいし、バランスのよいキャラづけで、安定して遊べました。新規追加されたエピローグの分量は少なめで、やや物足りず。
週刊ファミ通1342号より
美少女キャラのイラストはクオリティーも高く、表情の変化も豊か。それぞれの設定も個性的で、新たに加わったふたりもカワイくて○。センテンスごとのボリュームも適切で、全体的にリズムよく遊べて快適。学校で行われるクリスマスイベントに向けてのストーリーは、甘酸っぱくもやや起伏に欠け、ボリューム的にも不満が残る。分岐での選択肢と好感度の関係が直結しているのは、好き嫌いが出るかな。
週刊ファミ通1342号より