クロスレビュー
ヒロインの多重人格が物語の肝となっていますが、すべての人格を同じ声優さんが担当されているおかげで、ヒロインの魅力と設定のリアリティーが増している印象。ヒロインの謎が気になり、物語を進めたくなるね。ただ、システムやフラグ立てに、ちょっと古臭さを感じてしまう部分も。
週刊ファミ通1289号より
繊細なタッチのグラフィックが美麗。主人公が記憶喪失なうえ、逃亡シーンから始まるので、冒頭からガッツリと緊張感が味えます。核心に迫っていく後半は、ガンガン謎が明かされていき、息もつかせぬ展開が目白押し。エンド数は多めだけど、シナリオのボリュームはやや少ない印象。
週刊ファミ通1289号より
何も語られないまま、極限状態に放り込まれるストーリーは魅力的。シリアスと笑いを織り交ぜた展開は好みが分かれそうだが、伏線を巧みに散りばめている構成は見事で、引き込まれます。ただ、選択肢が多くない序盤は、なかなか物語が進展しないので、少しやきもきするかもね。
週刊ファミ通1289号より
謎めいたストーリーと緊張感のある展開がいい感じなうえ、思いのほかコミカル要素もあって楽しい。キャラが大きく表示されたり、動きのあるシーンがあったりと、随所の演出も○。スチルが豊富なのもうれしい。オートモードの速さのほか、スキップの速度を変えられるのは便利。
週刊ファミ通1289号より
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