レベルキャップの上限解放や各種装備の新効果など、『?』にどっぷりハマった人にはうれしい追加が多数。とくにオススメなのがアドベンチャーモード。報酬がおいしいうえに、ストレスなくトレジャーハンティングやレベリングができるから、やり込みに拍車がかかりそう。PS4版の方がグラフィックもきれいだし、ヌルヌル動くので、こちらを推奨。PS3版の『?』で育てたキャラを移行できるのもいいね。
週刊ファミ通1342号より
シンプルな操作で多彩なスキルをくり出し、敵の群れを蹴散らす楽しさは、『ディアブロ』ならでは。アイテムを集めに没頭し、未踏の地を奥へとひたすら進んでしまう。本編から続く第5章のほか、新たなクラスやスキルなどが追加されたことで、よりやり込める作りになったのがうれしい。アドベンチャーモードでは、自分の好きなように各地を冒険でき、ランダムのダンジョンが現れるのもおもしろい。
週刊ファミ通1342号より
中毒性の高さはさすが『ディアブロ』。ダンジョンでは、トラップを発動させて敵を一網打尽にできたり、敵のラッシュに耐えたりといった場面がいいアクセントになっています。新登場のクルセイダーは、攻守のバランスに優れ、使い勝手が非常にいいのでグイグイ進める。PS4版のほうがやはりグラフィックが鮮明だけど、PS3版のお手ごろ価格は魅力的。フルボイスでローカライズされているのもうれしいね。
週刊ファミ通1342号より
視覚的に楽しめるスキルを駆使して敵をなぎ倒す醍醐味を味わえる最高傑作。上限レベルに達した後、キャラクターの能力を個別に伸ばす“パラゴンレベル”や、敵を連続で倒すと経験値が増える“コンボシステム”といった新要素が、挑戦意欲をかき立ててくれる。最初はふた桁程度のダメージしか与えられないが、レベルアップを多く積み重ねることで、100万単位のダメージが与えられる歓びに魅了された。
週刊ファミ通1342号より
良かった点
○安定したゲームバランス
最大4人でプレイできるオンラインマルチも賑やかで楽しいですが、一人でも楽しめるゲームバランスなのが嬉しい。
大勢の敵に囲まれても、自分の強さに釣り合った難易度なら某無双ゲーのようになぎ倒せるが、見栄を張って高難度に設定すると即死してしまう。
『アイテムを集めて自分を鍛錬する』というハック&スラッシュの醍醐味を十二分に生かしたゲームバランスと言えるだろう。
○長く遊べる。
このゲームには終わりが無い。
どれだけ強い装備を手に入れキャラ自身が強くなっても、更なる高みを目指してプレイに没頭してしまうゲームだ。
あえて終わりを定めるなら、それは『プレイヤーが飽きたとき』だと思う。
職業も全部で6種あるので、ひとつの職業を満足するまで究めたら他の職業も育てることもできる。(キャラ作成枠も、全ジョブを男女ごとに作れるほどある)
○隅々まで行き届いたローカライズ。
ローカライズはスクウェア・エニックスが請け負っているので若干の不安はある・・・が
全キャラのセリフには吹き替えが付き、字幕や文章もしっかりした日本語になっている。
さすがは大手ゲーム会社と言えるだろう。(やればできるじゃん!)
○ディアブロⅢの全てが詰まった完全版。
この「リーパー・オブ・ソウルズ アルティメット・イービル・エディション」は略すと『完全版』
無印のディアブロⅢは4章までしかないが、完全版は5章を追加している。
他にも武器やイベントなどの追加要素は全て網羅している。
そして、ディアブロⅢはまだまだアップデートが施されていくので、遊び尽くすのは相当な時間を費やすことになるのだ。
悪かった点
○ラグや接続エラー。
個人のネットワーク環境にもよると思うが、オンラインプレイをしているとたまに動きがカクついたり遅延が起こる。
強制的に通信が切断されることもあり、ネットワークの品質は高いとはいい難い。
おそらく同じ国内のプレイヤー同士だったり、無線LANで接続していなければネットワークの不良は起こりづらいと思う。
○倉庫の容量が少し物足りない。
遊べば遊ぶほど武器や防具、アイテムが増えていくものだ。
倉庫は最大で200以上は収納できるのだが、それでも足りなくなる。
サブキャラクターのインベントリを倉庫代わりにすることになるのだが、倉庫の容量はもう少し増やしてもよかった。
○武具の見た目変更にかかる費用がやたらと高い。
長くプレイしていれば大した金額には感じないが、なかなか躊躇してしまう額なのだ。
もう少し安くて気軽に着替えられる設定にしてほしかった。
総評
アイテムドロップのバランスも良く、ダメージ計算も奥深くて長く楽しめる一本だと思う。
飽きても売らずに取っておくと、あとでまたやりたくなるはず。(自分がそうだった)
音楽でも聴きながらひたすらアイテム狩りなんてのが最近のリラックス方法です。