会場では実装済みの全キャラクターを使用可能だったほか、5月下旬に配信予定の新キャラクター・ベアトリクスをいち早く体験できた。
本記事ではベアトリクスを試遊しての感想をお伝えしていこう。なお、開発中のバージョンのため、技の仕様や性能は製品版とは異なる可能性があることにご注意を。
逆境を力にする独特の個性!
ピンチなるほど強くなると聞くとかっこいいが、実際のところは本人がトラブルメーカーなところがあり、ハチャメチャな展開に巻き込まれやすく、そのコミカルな言動もプレイヤーたちから愛されているキャラクターである。
『GBVSR』でも、エムブラスクの剣を振るって戦う。通常攻撃はどれも使いやすいがリーチは少し短めで、代わりに複数の突進アビリティ(必殺技)を持つため、接近戦主体で戦うキャラクターのように感じた。
大きな特徴として、特殊技の投げ“ナッシング・イズ・フォエヴァー”を決めるか、HPゲージが30%を切ると、“クロック・オー・デルタ”が発動。
これは発動中に強攻撃版アビリティ(アビリティ+)がヒットすると、相手がスローになる効果が付与されるというもの。通常のヒット時よりも相手がゆっくりになるため、連続技が決めやすくなったり、通常ならば狙えないコンボが決められるのだ。
“クロック・オー・デルタ”は、発動すると画面上部に専用アイコンが表示され、特殊技の場合はスロー効果が発動したら消える。HPゲージ30%以下のときは、1度効果が付与されるとクールタイムが存在するようで、一定時間経ってからスロー効果が使えるようになるようだ。
アビリティ:スターチェイサー(R1ボタン)
アルティメットアビリティ版は、飛び道具の射程が大きくアップしていた。
アビリティ:エムブラスクの剣(→+R1ボタン)
中攻撃版以降は無敵時間があるようで、剣を振り上げながら飛び上がる、いわゆる対空技。アルティメットアビリティ版はヒット後に追撃が入る。
アビリティ:サンダーバード(←+R1ボタン)
突進技として活用しやすいのは中攻撃版で、着地した際には火柱が飛び上がる。隙はかなり少ないように感じたので、予備動作は少しあるものの、それなりに気軽に使っていけそうだ。
アビリティ:ライディングフリー(↓+R1ボタン)
さらに追加入力で剣をなぎ払う派生攻撃をくり出せる。この派生攻撃はガードされると隙が大きいようだが、追撃に使えるだけでなく、ガードされたときに“派生を出すのか、出さないのか”といった読み合いを仕掛けられる。なかなか使い勝手がいい印象だ。
アルティメットアビリティ版はヒットさせると自動で派生攻撃をくり出す。壁バウンドしたので、おそらくコンボにも使えるだろう。
特殊技:ナッシング・イズ・フォエヴァー
奥義:イモータル・アソールト
解放奥義:セイヴィアー・アンリーシュド
スロー効果がどうなるか!?
勝利画面では、ベアトリクスがお菓子を頬張る姿も見ることができた。ベアトリクスと言えば、どんな料理を作っても最終的にはお菓子が完成するほどのお菓子好き。キュートな部分も『GBVSR』でバッチリと描かれていたので、ぜひとも配信を楽しみに待とう。