バンダイナムコエンターテインメントよりサービス中の『アイドルマスター シャイニーカラーズ』(以下、『シャニマス』)。2020年4月24日に2周年を迎えたことを記念して実施した、関根瞳さん(櫻木真乃役)のインタビューをお届けする。
なお、5月10日12時には田中有紀さん(芹沢あさひ役)、和久井優さん(浅倉透役)のインタビューを公開予定。こちらもお楽しみに!
関根 瞳(せきね ひとみ)
5月9日生まれ、東京都出身。櫻木真乃役でデビューし、『あひるの空』や『ガーリー・エアフォース』などに出演。黒木ほの香さん&白石晴香さんとの動画ラジオや、結名美月さんとの動画配信でも活躍中。(文中は関根)
2年の活動を経て変化してきた想い
―― 関根さんにとって、この2年目はどのような年でしたか?
関根1年目の活動は緊張の連続だったのですが、2年目は、いろいろな意味で成長できた1年だったなと思っています。これまでの私は、最初に収録した真乃ちゃんの声をキープし続けるべきだと思っていたんです。ですが、スタッフの方から、「真乃だって成長しているわけだから、声も変化していいんだよ」というアドバイスをいただいて。それが青天の霹靂というか、とても驚きました。
――目から鱗が落ちる、というような。
関根そうなんです。真乃ちゃんは最初、アイドルとしての目標がありつつも、怯えていたり自信がなかったりしたこともありました。ですが、彼女もいろいろな経験をして成長しているんだなと。2年目はそのアドバイスを踏まえて、アイドルとしてさらに大きくなっていく真乃ちゃんを表現していきたいと考えました。
――そうやって真乃を演じる中で、関根さんご自身の変化はありましたか?
関根私自身はというと、ステージやイベントのたびにかなり緊張しているのは変わりないのですが、その緊張のしかたがちょっと変化しているなと感じています。ただガチガチになっているのではなく、もっと繊細に、真乃ちゃんを演じるにはどうしたらいいのかということを考えて、さらに集中できるようになってきたんじゃないかなと。
――同じ役を続けて演じているからこそ、得られる経験ですね。
関根私のデビュー作でもあり、いちばん長く演じ続けているキャラクターですので、声優としても本当にいろいろなことを学ばせていただけていると思っています。
――ライブに出演するのも、真乃役だからこそ、ですものね。
関根そうですね。これまでは、自分を通して真乃ちゃんを投影するのが、自分のライブでの役割だと考えていました。でも最近は、真乃ちゃんといっしょになってこうしたい、ああしたいという想いも出てきていて……。そういった感情になれるのも、少しでも成長できたからなのかなと思っているんです。
プロデューサーの想像を超える3年目の『シャニマス』を
――2019年秋のバンダイナムコエンターテインメントフェスティバルでは、なんと東京ドームでライブを行うことになりましたね。
関根最初にライブのことを聞いたときは、もう規模が大きすぎて、どのくらいすごいのかが想像できませんでした(笑)。でも当日は、緊張よりもプロデューサーさんたちといっしょに楽しもうという気持ちのほうが大きかったことを覚えています。
これまでは、イベントのときは緊張で顔がこわばることが多かったみたいなんですけど、バンナムフェスのときは「今日は笑顔だね」って、だまゆ(八宮めぐる役の峯田茉優さん)が言ってくれて、すごくうれしかったんです。2年を経て、イルミネーションスターズのふたりともさらに仲よくなれたかなと思います。
※バンダイナムコエンターテインメントフェスティバルのリポートはこちら
――峯田さんと近藤玲奈さん(風野灯織役)とは、お食事に行ったりも?
関根はい。いっしょに出かけたり、テーマパークに遊びに行ったりすることも多くて、ちょくちょく遊んでいます。だまゆとは、なぜか街でばったり出会うことも多いんです。
――街で友人と偶然出会うって、けっこうすごい確率ですよね。
関根だまゆとは、よく会うんです(笑)。それで、会ったついでにご飯を食べに行ったり。同期ということもあって、趣味嗜好が似ているのかもしれませんね。
――そんな関係が、ユニットのパフォーマンスに反映されているんでしょうね。
関根ライブの振り付けも、ほかのふたりと顔を見合わせるようなタイミングがあって、ステージには私ひとりじゃない、ふたりがいっしょなんだって思えているので、いつも心強いです。
――3年目は、一心同体の度合いもさらに増していきそうですね。
関根そうですね! ストレイライトが加わって、さらにノクチルも加わって、『シャニマス』はさらに盛り上がっていくと思うのですが、私たちもほかのユニットに負けず、最高のパフォーマンスができるようにがんばっていきたいです。これまでのプロデューサーさんたちには、「大丈夫かな」とか「ちゃんとできるかな」とか、ハラハラな気持ちでライブを観ていただくことが多かったかもしれません。
でも、3年目からは皆さんの想像を超える、新鮮な感動を届けていきたいと考えています。言葉ではうまくお伝えしにくいんですが、私たちの、その瞬間にしか見られない感動をお届けしたいと思って活動しているので、そのときを見逃さずにプロデュースを続けていただけると本当にうれしいです。私個人としては、考えすぎず作りすぎず、自然体な真乃ちゃんの表情を、私を通して伝えられたらと思っています。今後とも、応援をよろしくお願いいたします!