あの「街」や「かまいたちの夜」で有名なチュンソフトが金八先生を題材にゲームをつくっちゃいました。正直発売前まではそんな期待していませんでした。とはいえ気にはなるのでちゃっかり買ってプレイ開始!^^。
念のためこれは今までのサウンドノベルタイプのゲームではありません。PS2の電源を入れオープニング。おぉ、あのおなじみのイントロ〜って歌ってるの上戸彩やん。ってちょいびっくり^^。そしてスタートボタンを押すと武田鉄也の声で「はーい、ちゃんと席について!」。うーんさすがツボを押さえてらっしゃる。
肝心なゲーム内容はプレイヤーは金八先生の代理教師になり1話約1時間のドラマ形式のゲームを進めていきます。ゲームを進めていくと選択肢となるカードを手に入れる事ができそれをうまく使って生徒たちを成長させるというものです。カードを使うのを間違えるとバットエンドとなりこれまた金八先生から「この馬鹿チンが〜」とお叱りを受けます。
基本的に選択肢が少なく見てる事が多いですが、しっかりゲームとしての要素もありスキルカードを駆使して生徒の才能を開花させることができるのど、ただの見てるだけのゲームとは違いますねぇ。これまでのサウンドノベルシリーズとは違う方向性ですが、これはこれでありかと思います。ストーリーもドラマでおなじみの涙なしではプレイできない内容となっており本作の最大のウリです。この1話約1時間のドラマが24話もあるのでボリュームもたっぷりです。
マイナス面としてはやはり選択肢が少ないゆえに行動が制限される事かなぁ、そんな事言いたくないのに〜みたいな。それに見てる時間が多いのでちょっと退屈な時もあります。ただ金八先生という題材をこの完成度でゲーム化できたのは評価できると思います。ちょっと空いた時間にまったりできるゲームをお探しならおすすめしたいです。