クロスレビュー

平均

8.8
"感染者"と呼ばれるゾンビがうごめく街から、協力者たちとともに脱出しよう。最大4人での協力プレイのほか、ゾンビ側と人間側に分かれて対戦することも可能。
発売日
2009年01月22日
価格
7300円 [税抜]
対応機種
Xbox 360
ジャンル
FPS・TPS
メーカー
エレクトロニック・アーツ
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レフト 4 デッド(Xbox 360)のレビュー・評価・感想情報

レオナ海老原
ファミ通公式 Xbox 360
10

チームワークが生死に直結する内容はシンプルでありながらも緊張感あるプレイを実現。また、ゾンビ集団が四方八方から迫り来る様は、ゾンビ好きなら死んでも体験すべき内容。舞台が4つとボリューム不足なのは残念だが、対戦モードでゾンビ側もプレイできるので長く楽しめますよ。

週刊ファミ通1050号より

吉池マリア
ファミ通公式 Xbox 360
8

大量のゾンビが猛ダッシュで襲ってくる様は圧巻のひと言。いままでにない感覚が味わえます。オンラインで思わぬ行動を取る人たちとプレイすれば、おもしろさは倍増。ゾンビ側と人間側に分かれる対戦モードも、かなり笑えて楽しめました。あとは、もっとステージが欲しかったかな。

週刊ファミ通1050号より

山本ペンキ
ファミ通公式 Xbox 360
9

ゾンビの波に揉まれたい人集まれ!……的なゾンビ群れ群れゲーム。ひとり用はマップを覚えるためと割り切って、オンラインでのプレイをぜひ。協力して脱出するのも楽しいのですが、人間対ゾンビの対戦がアツイ。特徴のあるゾンビ(とくにタンク)になって暴れるのが楽しすぎ!

週刊ファミ通1050号より

河田スガシ
ファミ通公式 Xbox 360
8

ものすごい数のゾンビがものすごい勢いで迫ってくる迫力と恐怖感は、既存のFPSとは異なる醍醐味。4人協力という設定も含めゲームバランスがいい。ひとりで遊ぶとNPCがあまり役に立たないのはご愛敬。基本オンラインなので、ロビーなどの設備やサービスがもっと充実していれば。

週刊ファミ通1050号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

ファミ通公式のレビュー文、レビューアーイラスト(画像)等の無断転載・複製をお断りしています。

ドラ麦茶
Xbox 360 2009-03-03 14:17:05投稿
10

「LEFT 4 DEAD」は、「ハーフライフ」や「カウンターストライク」シリーズ、
最近のXBOXでは「ポータル」を作ったValve社制作の、
4人で協力してゾンビと戦うFPS(1人称視点のシューティング)です。
最大の特徴は、ゾンビが走ること。
すでに映画では何作かで取り入れられている手法ですが、
ゲームに導入されたのは、おそらく本作が初めてなのではないかと思われます。
そうです。本作のゾンビ(正確には「感染者」)は、走ります。
遠く離れた場所にいる分には普通のゾンビよろしく、
ゆらゆらと歩いたり、ボーと突っ立ってたりするだけですが、
こちらに気づくや否や、全速力で走ってきます。
壁があったらよじ登り、
高いところかも飛び降ります。
まっすぐ走ってくる奴もいれば、
射線からはずれようとしてるのか、ジグザグに走ってくる奴もいます(笑)。
それが数匹ならまだしも、
何かの拍子に大きな音を立てようものなら、
どこに潜んでいたのか、
数十数百のゾンビが津波の如く押し寄せてきます。
その光景は恐怖を通り越して大爆笑間違いなし。
筆者もゲームでこんなに笑ったのは、
ニンジャ爆死ゲーム「N+」以来です。
協力プレイがウリの今作は、
1人では切り抜けられない仕掛けが満載です。
XBOXLIVEを使っての4人プレイが醍醐味ですが、
1人でもCPUが担当するNPCと共にプレイできます。
面白いのが、「Director AI」と呼ばれる新システム。
詳しいシステムは不明ですが、
プレイヤーの進行状況を逐一判断し、
腕前に応じてアイテムの設置場所やゾンビの出現位置などを
そのつど調整するというもの。
プレイ毎に変わった展開が楽しめるという、画期的なシステムです。
といっても、実際にプレイしてみると
「腕前を判定されている」という実感はあまりありません。
単にアイテムやゾンビがランダムに配置されているような印象はぬぐえず、
さほどすごさを感じないのが正直なところです。
また、マップ数も4つと少なく、
ボリューム不足な感は否めません。
ゾンビが走るという点で、ファーストインパクトは絶大なのですが、
それも当然慣れてきますので、
すぐに物足りなさを感じてくることでしょう。
と、言ったところで、
70点をつけて早々に投稿しようと思ったのですが、
難易度をノーマルからひとつ上げ、アドバンスで遊んでみると、
その評価は激変します。
アドバンスではゾンビ一体あたりのダメージ量が跳ね上がり、
難易度は劇的に変化。
力押しだけでもどうにかなるノーマルと違い、
綿密な作戦が必要となる中では、
前述の「Director AI」が生きてきます。
あるべきところにアイテムが無い……
予想外の場所でゾンビラッシュに合う……
緊張感は格段に増し、
別のゲームと言っても過言ではないくらいに楽しめます。
また、この難易度からNPCの役立たず具合が露見してきますので、
協力プレイの重要さにも気が付きます。
このゲームの真価は、
難易度アドバンス以上にあると断言します。
また、生存者チームとゾンビチームに分かれて戦う、
対戦プレイも用意されています。
生存者側は通常プレイとあまり変わりませんが、
ゾンビ側はまったく別のゲームになるという、
非常にユニークな仕様になっています。
ゾンビにはそれぞれ特徴があり、
お互いの長所・短所を活かした戦い方で
仲間をフォローしあう戦いが非常にアツイです。
うまく連携が決まったときの爽快感は、
1度味わうと病み付きになることでしょう。
が、ゾンビ側での1人プレイが無いのは残念です。
マップにはゾンビでしか行けない場所が多数あり、
各ゾンビの操作方法や、
どういう場所で戦うのが理想的なのか、 等、
プレイ感覚は実戦で覚えるしかないのが不満と言えば不満ですね。
FPSの対戦において、
事前にマップを独り歩きして構造を熟知しておくのは基本中の基本なので、
この辺りのフォローはほしかったところです。
また、ゲーム的にボイスチャットでの連携は必須と言えます。
「ギアーズ・オブ・ウォー」のレビューでも述べましたが、
XBOXでの対戦相手は海外のプレイヤーが中心になりがちで、
言葉が通じないのは大きなハンデとなります。
日本人のフレンドが多くいる方は問題無いですが、
筆者のように友達のいない寂しい人は、
このゲームを100%楽しむことはできません。
言葉が通じない中でも連携が取れた時の楽しさも、
それはそれで味のあるものですが、
みんなでワーキャー言いながら遊ぶのが一番の楽しみであることは
言うまでもありませんね。

クロスレビュー

平均

8.8
"感染者"と呼ばれるゾンビがうごめく街から、協力者たちとともに脱出しよう。最大4人での協力プレイのほか、ゾンビ側と人間側に分かれて対戦することも可能。
発売日
2009年01月22日
価格
7300円 [税抜]
対応機種
Xbox 360
ジャンル
FPS・TPS
メーカー
エレクトロニック・アーツ
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