当時のファミコンユーザーでもこのソフトを知っている人は少ないのでは?
このゲームの特徴は、なんといっても試合をしてお金を稼ぎ、選手に振り分けて成長させるというユニークなシステムである。
選手は基本的にオリジナルで、通常は自分でチームを作成してプレイする事になる。
また裏ワザで、女子選手を作成する事も可能だ。
試合は比較的テンポが良く、当時の他の野球ゲームに比べても、さほど遜色は無いと思う。
(但し、画面の綺麗さにおいては時代を考慮しても良いとは言えない)
シンプルなゲーム感で、選手の育成にはまってしまうと、なかなかに面白いゲームである。
ファミスタ全盛期で今ほどメジャーリーグも日本においては余り認知されていなかった時代、メジャーチックなパッケージでこのソフトは売られていた為か、余り注目はされていなかったと思う。
自分も、たしかワゴンセールか何かで購入した様に記憶している。
しかし、おそらくいままで購入した野球ゲームの中で、かなり面白い部類に入るゲームだと思う。
ただ一つ問題があり、発売当時でもバッテリーバックアップが弱く、何かの拍子でデータが消えてしまうのだ。
それさえなければ今でも遊んでみたいと思わせる、そんなゲームである。
もしWiiのバーチャルコンソールで発売されたら...
おそらく私は「買い」だと思う。