マリーのアトリエ プラス 〜ザールブルグの錬金術士〜(PS)のレビュー・評価・感想情報

　「アトリエシリーズ」の第一作。
主人公のマリーは錬金術の学校で成績ギリギリの落ちこぼれ。
工房経営で実践を伴う学習をし、錬金術士として成長していく。
というストーリー。ゲーム自体は
・アイテム製作依頼を受ける
・材料を探す（この部分はＲＰＧ的）
・工房で材料を調合、依頼のアイテムを製作
・依頼を完了、報酬を受け取る
の過程を繰り返し、経験値を溜め錬金術のレベルを上げる
アイテム図鑑を完成させる、イベントをこなす、強敵を倒す、
といったものをやっていく。
　アイテムは確率で製作されるが、
基本的にセーブしてリセット可なので、
ある意味では繰り返しの作業が続くことになる。
しかし、非常によくできたシステムでテンポもよく、
飽きがこないゲームシステムを達成している。
　キャラクターも個性があり、愛着を持てる。
音楽も良質なので、システム、演出、キャラクターと
材料が揃い踏みした非常によくできた一作と言える。
　アトリエシリーズは第一シリーズが
「マリーの〜」「エリーの〜」「リリーの〜」
となっていて、基本システムはどれも同じだが、
進むにつれてシステムが複雑になっていくので、
第一シリーズからプレイされることをオススメする。