クロスレビュー
入手したブロックを、“どの位置からどの順番で”投げるかを考えながら活路を開いていくプレイ感覚は、往年の名作パズルゲーム『倉庫番』にも通じるところがあり、懐かしさも感じる。地味な作業ではあるものの、パズルのギミックが非常によく練られており、解答法をひらめいたときの心地よさはひとしお。異なるエリアを行き来する、ちょっと手間がかかる謎解きも多いが、それも含めて楽しめる人なら。
週刊ファミ通1393号より
ブロックを吸って吐き出すというシンプルなアクションだけで、じつに奥深い謎解きが楽しめる。ブロックの材質とステージのギミックを組み合わせた謎解きが秀逸。最初のステージから頭を悩ませられるが、けっして理不尽な難しさではなく、試行錯誤して解決法が見つかるバランスが絶妙。ゲーム性は異なるけれど、謎解きの手応えや達成感は、パズルゲームの傑作『ポータル2』に通じるところがある。
週刊ファミ通1393号より
同じブロックどうしがくっつく性質や、ブロックごとの特徴を利用して解いていくパズルは、シンプルながら奥深く、非常に悩まされる。何度もトライ&エラーをすることになるが、直前の手順に瞬時に戻せる機能が便利で、ストレスなくさまざまな手法を試せるのが○。解けなかった場合の救済措置やヒントがないので、苦手な人には辛いが、難しいパズルが好きな人であれば、腰を据えて楽しめそう。
週刊ファミ通1393号より
ロボットのかわいらしい仕草や、移動は行きたい場所をタッチするだけというシンプルな操作とは裏腹に、パズルはかなり骨太。ブロックによってくっつきかたが異なったりと、わりと序盤から頭を悩ませられたけれど、ヒントがないぶん、手探りで解法を見つけていく楽しさが味わえる。心地いいサウンドや、収集アイテムの手記などもいい味。ただ、どうしても進めない場合の救済策があるとよかった。
週刊ファミ通1393号より
総評
ただ面クリアするだけならなんとかなるがブロック全てを集めるとなると非常に頭を使う。なだけに閃きクリアできたときの気持ち良さも格別。
クロスレビュー