スクリューブレイカー 轟振どりるれろ(GBA)のレビュー・評価・感想情報

2D至上主義ではないが、まだまだ2Dで面白い
アクションゲームが楽しめることを証明してくれた
アイデアにあふれる作品。
細かい部分で、相当気を使って作ったのだろうな、と感じます。
見た目のかわいらしさと裏腹に十字キーとA・Bボタン、
L・Rボタン総動員のなかなか歯ごたえのあるタイトルなので、
ゲームボーイミクロよりもゲームボーイプレイヤーか
DSで遊ぶのがよいと思います。

ある日、盗賊団レッドリルはドクローラーにレッドダイヤを盗まれ、
しかもラッセン親分は大怪我をさせられてしまう。
親分の娘『くるり』は、相棒のドリルマシン『ラセンダー』に乗り込んで、
ママの形見のレッドダイヤを取り返しにいくのだ……！
基本は、各ステージに隠されたギアを手に入れるたびにドリルが強化され、
固い壁を壊せるようになって先へ進めるようになる展開の繰り返しです。
単調に見えて、どうしてどうして。
壁を壊す、ねじをまわす、ハイジャンプ、ギミックを使う……
いろいろなアクションを駆使して先に進まなければいけません。
それが『ドリルを使う』だけで実現されているのが、おもしろくて楽しいです。
振動カートリッジが採用されているので、ドリルをまわすのが爽快です。
ファミ通本誌のブルボンさんのコラムでも言われていた気がしますが、
遊んでいるうちに、自然と操作がうまくなるゲームだと思います。
思わず「もうちょっとなんだけど…」と、繰り返してしまうんです。
アクションの難易度は高めです。
完全クリアを目指すのは一苦労ですが、骨があるとも言えますね。
ファミコン時代の、ちょい難アクションゲームが好きだった人にオススメ。

ミクロでちまちました手軽なゲームが遊びたいなあ、と思って購入。
ポケモンのゲームフリーク製作の新作アクションゲームです。
ゲームフリークと言えば僕の世代だとポケモンよりもパルスマン(MD)やクインティ(FC)なので、この流れはごくごく自然。
ドリルのついたメカ「ラセンダー」に乗った女の子「ドリ・くるり」のドリルアクションを駆使してゲームを進めるアクションゲーム。
ドリルを使ったギミックが色々凝っていて、ギアチェンジで強力な攻撃になったりプロペラが付いて空を飛んだり。
ステージの方もドリルの色々な使い方が必要になっていて、簡単な謎解き感覚が楽しい。
本当にスーパーファミコン時代のアクションゲームみたい。
振動機能の付いたカートリッジで、ドリルを使うと心地よい振動。
ゲームボーイミクロで振動だと画面見づらいかも？と思ったけど、それほど強い振動ではないので問題無し。
それよりも本体から大きくはみ出してしまうのがちょっと美しくない……。そこに振動用のユニットが入ってるのだろうから仕方ないのだけど。