出現する敵の傾向やプレイ感覚が4つの物語ごとに異なり、それぞれ別のおもしろさがある。P.C.ゲージを消費してくり出す近接格闘とクイックショットが便利で、敵と戦うのが楽しい。表示されるボタンを押してトラブルを回避するイベントが多くあり、いいアクセントになっている。
週刊ファミ通1243号より
シリーズ最新作らしいド派手なアクション&演出と、複数の主人公による4つの物語を堪能できる。オンラインでの協力プレイもおもしろい。難度はやや高く、ライトユーザーだと弾切れ状態に陥りやすい印象。ただ、格闘攻撃が強めなので、ピンチでも何とか切り抜けられる感じかな。
週刊ファミ通1243号より
臨場感と迫力ある映像により、物語に引き込まれる。回避行動から仰向けになって銃を撃つなど、流れるようなアクションができて○。協力プレイのほか、クリーチャーとして乱入できるのもいい。テレビや画面の明るさを高くしても、演出とはいえ暗すぎる場面があるのは気になる。
週刊ファミ通1243号より
レオンなら仕掛けを解きつつ脱出を図る、クリスなら部隊で任務に当たるというように、各主人公のシナリオによって趣が異なるのが新鮮。また、別の目的で動いている主人公どうしが接触し、共闘したり、ときにはパートナーが入れ替わったりする“クロスオーバー”がおもしろい。
週刊ファミ通1243号より
良かった点
7人のキャラクターによる4つのシナリオがそれぞれのストーリーを補完しあっていて先が見たくなる作り。
1シナリオにつき5チャプターづつあり、それぞれが60~90かかるほど大ボリューム。
難易度アマチュアなら爽快感のあるアクションでした。
エイダ編がパズルあり、アクションありのバイオハザードの集大成のようで一番面白かったです。
悪かった点
ジェイク編がバイクで避けるだけですぐ即死するQTEが多く、残念です。
本編がほぼアクション化したために、マーセナリーズが代わり映えしなく、ヤリコミ派以外にはオマケでしか無くなりました。
体術の可能な位置取りが掴みづらく大量の敵がいる場面ではストレスが溜まる。
イベントがムービー以外は飛ばせないのもストレスでした。
総評
バイオハザード3辺りまでと比べるとほぼFPSと化して、アクションが強くなったバイオですが、アクション映画を見ているような感覚で遊べて楽しめました。
銃撃オンリーよりも銃撃からの体術で止めを刺す方が効率が良く、これがイベントにも絡むので展開がスピーディーでした。
パズル要素はエイダ編の数チャプターのみにしかありませんが、良い案配では?と思います。
ヤリコミ派にもライトユーザーにも楽しめる作りはさすがのナンバリングタイトルです!