ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(PS3)のレビュー・評価・感想情報

『ブレイブルー』のスタッフが開発に携わっているだけあって、2D対戦格闘ゲームとしての完成度が高いし、モードも充実している。なかでも、各キャラのコンボや連携を実践しながら練習できる“トレーニング”と、ボリューム満点の“ストーリー”が○。全体的に、演出のセンスがいい。

週刊ファミ通1233号より

格闘ゲームとしての完成度は、さすがアークシステムワークス開発と言ったところ。同社の他タイトルに似た部分はあるが、バッドステータスやボコスカアタックなど、『ペルソナ3』＆『4』独自の要素を見事に取り入れた点は、すごく評価できる。ストーリーモードのボリュームも○。

週刊ファミ通1233号より

グラフィックが美麗で、演出がオシャレ。動きがスピーディーで操作しやすく、連続技もガンガンつながるので爽快感たっぷり。格闘ゲームに不慣れな人や初心者向けの救済システム＆練習モードがしっかり作られていて安心。アニメムービーや1枚絵が多いのも、うれしい点ですね。

週刊ファミ通1233号より

戦闘システムが多彩で、すべてを使いこなすには時間がかかる。だけど、ボタン連打で簡単にコンボを出せるので、初心者でも十分に楽しめます。バトル自体も爽快。チュートリアルがしっかりしているのも○。ストーリーモードが『ペルソナ4』の後日談なのは、ファンにはうれしい。

週刊ファミ通1233号より

良かった点
ストーリーモードの作りがしっかりとしている
更に文章が自動で更新されるオートリードモードで2時間ほどと大容量
また、キャラが違うだけで話の大筋が同じ。という事もなく
己のシャドウと再会する者、別の目的をもった者もいるため
半分くらい終わったあとでも、飽きるということはないと思います
個人的にはジュネスのストーリーモードが実に素晴らしい出来でした


一部キャラは物語の展開上、1度ストーリーが中断されるが
フラグを立てれば、中断されたところから再開できるため、二度手間にならない


一応、P4U2的なものへのフラグはあるが
この事件はしっかり解決するので、続編まだー?とはなりません

悪かった点
ストーリー中でみられるイラストや、非戦闘時のモーションが少なめな事
もう少し種類を増やして、雰囲気を目でも感じたかった


P4の主要キャラは全員、加えてP3キャラもいるのだが
格ゲーとしては、キャラが少なめになってしまっていること


コンボ練習ができるチャレンジモードがあるが、これの表示が不親切
具体例を挙げると
画面表示は、逆波動B→Bとなっているが
実際は、逆波動B→前ダッシュ→Bでないと成功しない
サンプル映像を観れるが、初心者だと気づくまで時間かかるかも
ほかにも、ハイジャンプしないと成功しないコンボも
表示では、ただの「ジャンプ」なので徒労になることも
スロウ再生や、解説が欲しい所がありました

総評
RPGから格ゲという、一見地雷としか思えない路線変更
しかしペルソナ4の特徴である、キャラ各々の「心」の存在を大事にしています

とくにストーリーモードでは、最終的な結果は皆同じになるわけですが
そこまでに至る経緯は本当に様々
黒幕がでてくる直前が1番の山場といってもいいキャラもいます
この辺りがペルソナ4である事を薄れさせない理由になっていると思います

格ゲーの肝は対人戦ではありますが、ストーリーが実に素晴らしいので
P4をプレイ済み、もしくはアニメを観ていれば十分に楽しめます

良かった点
かっこいい！
掛け合いが面白い。
外伝でなく、続編。
話の内容が濃い。

悪かった点
格闘ゲームが嫌いな人は微妙かもしれない。
コマンドがちょっとめんどい。

総評
格闘ゲームでありますが、ノベルゲームの感覚の方が大きい気もした。
だけど、話は面白かったし、掛け合いもいつものペルソナだったし、新キャララビリスの存在とか、P3の話も絡んできていて濃厚な内容だった。

なお、今回でこの話は終わらず、続く模様…。
格闘ゲームで続くのか、P5で続くのか…。
できれは続きはRPGがいいなぁ。

本作はＲＰＧのペルソナ４の事後譚を描いた２Ｄ格闘ゲームです。
ペルソナ４のキャラ以外にペルソナ３のキャラと新キャラ２タイプが登場します。
最近流行のコンボが主流の格闘ゲームとなっているので初期の格闘ゲームが好きな方には合わない作りだと思います。
アーケードモードではストーリーは簡単に描かれていますが、ストーリーモードでは細かくストーリーが描かれていてアーケードモードの直後の話も見ることが出来ます。
ストーリーモードはペルソナ４のファンに向けた作りになっていますが、複数のキャラで同様の内容が描かれていたり内容が薄いキャラがいたりとストーリー前半がだらけてしまうのがとても残念です。後半はとても良い内容だったのでザッピングするような話をもっと楽しめる作りを期待したいです。内容的に次回作が作られるでしょうから。
肝心の格闘ゲーム本編のシステムは初心者にも導入しやすい簡単コンボがあったりと初心者でも楽しめることをうたっていますがそれはあくまでアーケードモードとストーリーモードをクリアするまでであり、上級者には到底かなわない４ボタンで多彩すぎる操作を必要とします。
各キャラで基本コンボ等をクリアするチャレンジモードは前半が必殺技、後半は難度高めのコンボとなっていて実用性がないですし、これも上級者向けのモードとなっています。
タイムアタックモードは完全に上級者向けになっていてクリアどころか初心者には一人目も倒せないほどです。
ペルソナ４の名前を冠していますが、ストーリー全般はペルソナ３のストーリーにペルソナ４のキャラがリンクしたと言ったほうが良い内容なのでペルソナ４ファンで格闘ゲーム目的で無い方は半分遊ぶつもりでプレイしたほうが良いと思います。
ファンとしてすごく残念だったのは常に見ることになる対戦時のキャラグラフィックがショボすぎます。本家バトル画面を模倣したのかも知れませんがファンは一枚絵のグラフィックにして欲しかったです。テンションががた落ちでした。

最近P4Gをプレイして盛り上がっていた所に間髪入れずP4Uの登場...。ファンとしてはとても嬉しいです。

元々この『P4U』はアーケードで稼働していましたが、格闘ゲームから遠ざかってかなり経つ私は敬遠していました。

「プレイしてみたい...」という気持ちはあったのですが、周りは上級者ばかりでちょっと入り込めませんでした。

今回、念願の『P4U』をプレイして思ったことは、「なんであの時プレイしなかったんだ！」という後悔。

『P4U』は、決して簡単なゲームではありませんが、きちんと初心者への救済が感じられるゲームでした。

私は『ストリートファイターZERO2』くらいしか格闘ゲームにハマったことがありません。アークシステムワークス開発のゲーム自体が新鮮で、これは『ギルティギア』『ブレイブルー』にも言えることですが、演出がとても派手で爽快すぎる...。格ゲー好きには「今さらそこに驚いてるのかよ」と突っ込まれそうですが。ペルソナが格闘ゲーム化されると聞いた時は少し疑問にも思ったのですが、アトラスとアークのこのタッグは理想的だと思います。

連打するだけでコンボが繋がるのがいいですね。最初は初心者にあちがちな"ガチャプレイ"に頼りがちだったのに、自然とコンボの組み立てを理解し、"そのシチュエーションに応じた技を出し、相手との読み合いを繰り広げる"という、まさに格闘ゲームの醍醐味を堪能している自分に驚きました。

この連打コンボだけではもちろん勝ち続けることは出来ません。その辺りもちゃんとバランスが取られていて、強い人はやっぱり本当に強いです。

対戦で上級者にコテンパンにされたりもしますが、またそれも一興。向上心が沸いていつかあのレベルにまで...と燃えています。

キャラクターをもっと増やして欲しい...！！という不満点はありますね。やっぱりペルソナシリーズのキャラ全部がみたいという欲はあります。今後のシリーズ展開に期待し、今回は89点を付けました。

ペルソナ３ポータブル　2周
ペルソナ４ゴールデン　3周
格闘ゲームは稀にやるけど弱くて、ストーリーモードをクリアしたら飽きるタイプです。
このゲームはペルソナ４ファンとして、ストーリーモード目当てで購入。

ペルソナ4と格闘ゲームを混ぜたらああなるんだろうなぁ、と
想像していたものがそのまま出てきたので決して不満ではないです。
ストーリーモードは予想よりボリュームがあったし、
格闘ゲームとしてもちゃんと作られている良作だと思います。
プラクティスモードやチュートリアルもしっかりしていて親切です。
でも最後まで「なんで格ゲーとペルソナ４を混ぜたんだろう？」と疑問に思い続けてしまったのでこの点数です。

---良いところ---

■ストーリーモード
想像以上に長かった。
陽介はギャグ路線、完二はボケ路線、雪子は天然ツッコミ路線、直斗は一歩先に核心にせまる路線・・など、
それぞれのキャラクターで特徴が出ているうえ、
対戦相手になるとまるで分離したシャドウのように、軽蔑や見下しの態度でドカスカ暴言を投げて逆ギレを誘ってくるので、
次に誰が対戦相手で、いったいなにを言い出すか、楽しみでしょうがなかったです。
ギャグもあり、シリアスもあり、で面白かった。
まさか主人公と陽介がナースで戦うとは。（笑）

■格闘パート
格闘ゲームに良し悪しを言えるほど経験もないのですが、
この私が「回避」と「□ボタン連打コンボ」だけで全部のストーリーモードをクリアできたので、格闘ゲームとしては難易度は低いかもしれません。


---悪いところ、気になったところ---

■格闘ゲームの必然性が・・。
キャラが好きという以前に
ちくちく絆のパラメーターを伸ばしたり、
レベル上げしたりする作業が好きなペルソナファンはいるはずなのですが、
・・・というより、格ゲーを楽しめるほどの反射神経がないからRPGが好きなのになぜ混ぜてしまったんですか！という心境でずっといました。

中途半端にバッドエンドの分岐を入れるなら
いっそプレイヤーが選択肢で物語が分岐するアドベンチャーゲームではダメだったのかなとか、
（キャラによってバッドエンドがある人とない人がいます）
もうちょっと落ち着いて戦闘の出来る方式・・・たとえばカードゲーム風とか、シミュレーション風にする選択もあるのに、なんで格ゲーを選んだのかなぁ・・と。

格闘ゲームでも「ジャスティス学園」のように、タッグを組んで戦って、一緒に戦った相手と絆を深めて恋人になるシステムにすればいいのに、とか。
（男同士でも恋人になれるという恐ろしいシステムでしたが・・）
ジャス学ほどはじけてくれたらもう何も言わずに
一生付いていく宣言してた・・かも。(笑)

正当っぽく批判すると、つまり
ペルソナ４本家ではコミュレベルが戦闘の強さに影響するシステムがとてもよかったのに、このゲームはどこまでいってもプレイヤーの強さでしかないのが不満です。
もっとチクチク育てたかったのです。

■戦う理由、挑発の内容の深さがバラバラ
分離したシャドウのような、
そこそこ深い関係ならではの罵倒をしあえる相手なら
こりゃ戦うしかないと思えるのですが、
そんなに今まで絡んだことがない相手だと、
「しょうがないから戦う」と流し気味だったり、
セリフ少なめで勢いだけだったり、
ステージを進めても同じ挑発内容しか出てこないキャラがいたりして
けっこう差があるなと思いました。

同じことしか言わないのならば
相手が別のキャラと入れ替わっても成立すると思うし、
決まったステージ数を戦わなきゃいけないから戦わせました、的な、格闘ゲームの無理が出ているように感じてしまいました。

■ペルソナ４を知らない人はどうなの？
キャラを選んでストーリーモードを始めると、
「いろいろあったけど仲間が集まって事件を解決しました☆」
というペルソナ４のあらすじを紹介されるのですが、
?仲間が集まって殺人事件を解決した”と教えてしまっているのでネタバレなうえ、いかにも業務連絡なので少しも面白くないです。
ファンであっても、ファンでなくても面白くないです。

今までを知らない方にはそんな説明をしなくても、
・戦う前のシチュエーション
・お互いをどう考えていたかなどのセリフ
だけでうまいこと過去を匂わせて、前作を気にしてもらえばいいじゃないかと思うし、
ファンとしては、
わりと長々と独白するシーンで、個性を出して欲しかったのにあらすじだけでつまらないです。

そして、全体的にペルソナ４で出てきた設定をそのまま使いまわしているだけなのが物足りなかったです。
髪型がいきなり変わる完二（笑）みたいな意外性がなかったというか・・
せっかく１対１でお互いに思ってることぶちまける設定なのに
本家より深いもんが見えてこねぇぇぇ！！みたいな。

■「ペルソナ４ゴールデン」の後日談と矛盾する
同じゴールデンウィークの出来事なのに、
P4Gの後日談では、めちゃくちゃ平和で、こんな事件の片鱗すらなかったです。
しかも今回は、件の黒幕を突き止めないまま終わって次回に繋がるような感じなのに。
せめて夏休みの出来事にしちゃだめだったのですかね。

まさか当日に売り切れ続出とは・・・

と焦ってさがしてギリギリ買えたこの作品ですが
いわゆる格闘ゲームですが
新規のタイトル（原作とのコラボではありますが）
でこれだけ一気に人気の出た作品も珍しいのではないのでしょうか。

肝心のゲーム内容ですが
アーケードにて先行稼動でしたので
ゲームシステム・バランスともにまずますだと思います。
キャラ数が少ないのですが、また後々にキャラは増えると思ってるので
まずは、このキャラ数で対戦と腕を磨く事にするとします。
キャラの個性がかなりあるので、対戦していて面白いです。

また、初心者でもＡボタン連打コンボなどの救済システムは
すばらしいと思いました。
ペルソナ４の原作後のストーリーを楽しみたい格ゲー初心者から
コンボ大好きな上級者まで楽しめるいい作品だと思います。
しかしながら、課金要素で解除される要素は少し残念でした。

それでは、コンボ練習したいと思います。

以下【ネタバレ】があるかもしれません。
点数に関しては格闘ゲームとしてではなく
Ｐ４のストーリーを楽しみにしていたからの点数です

P4が好きでPS2版・PSVita版もプレイ済み
格闘ゲームは好きだけど下手くそで対戦で勝てない
CPU相手でもKOFとか３ステージ目とかで負けるレベルの自分です。

アーケード：難易度設定等は変更していませんが、
面白い、バトル前の会話も長く見応えあり。
P4のファンなら納得の出来かと思います。
主に花村を使ってますが主人公（鳴上）や雪子、アイギスでも遊ぶこともあります。
ＥＤが、ん？？ってなったけど、これはストーリーモードで解き明かされるのかなって。
折角クリアしたんだから一枚絵くらいはご褒美で欲しいところだけどね。

ストーリー：これのために買ったので結構がっかり。
アーケードのＥＤのその後がちゃんと分かるため、やる価値はあります！
が、P4本編クリア後の数ヵ月後ゴールデンウィークはP4の状態からそのまんまなのに、
その数ヵ月後の夏休みとのつながりが微妙というか人が変化しすぎてうーん…って。
なんでゴールデンウィークの出来ごとにしてしまったんだろ、
普通にストーリー途中の外伝ってことで作ればよかったのに。
しかも夏休みは超平和になっていて調査隊の事とか触れないのに
なんで俺たちのたたかいはこれからだ！！で終わらせたのだろうか。

ストーリーがアーケードモードの内容を事細かに描いているんだけど
結局行きつく先が１個で全員が同じ展開でかなり飽きる
視点が違うだけで本当に同じ。
ブレイブルーの時は本編＋オマケのギャグと分岐とかあったのに。
そかも本編はそれぞれの行きつく先があるからどちらも楽しめた。

が、ペルソナ４は、ストーリーが違うのってP4キャラ、P3キャラ、エリザベス
の３つであって、同じ作品内の別のキャラとかヤル気にならない感じですね。
（本編でもアニメでも好きだったチエ、クマ、完二はいまだにやってない。）
あと、しょうがないんだけど、敵が仲間しかいない格闘ゲームってどうなんだろ…。
そこが疑問だったけど、やっぱり微妙だった。
そしてこのストーリーの行きつく先がＰ５なのかマヨナカアリーナ２なのかが謎。
ギルティギアやブレイブルーのストーリーすら中途半端なトコロで止まっているのに
ペルソナまで続くよ?＾＾で終わらせられると微妙な感じでした。
続編が出たとして、また仲間たちと戦ってもらいまーすってストーリーだと
流石にもう買わない。

P4とP3のキャラの絡みは思った以上にスンナリ受け入れることが出来そこらへんは満足なんだけど
結局テレビの中でしかペルソナを呼べないＰ４陣と
Ｐ３陣のどこでも召喚できしかも今回のは召喚機無しというトコロとか
細かいトコロはスルーなのがうーん………。


ネット対戦：
ブレイブルー、ブレイブルーコンティニアムシフト
アルカナハート(PS3のやつ)
のネット対戦は正直楽しめなかったけど
P4Uのネット対戦はサーチして挑みたい相手を選ぶ検索モードがあるから
それを使うことで上記３作品よりマッチングがかなりしやすかった。
初級の状態で初段と戦うこともあったけど…。
まぁ元々がへたくそなので強い人とあたったときはボコボコにされますが
同レベルの人ととの戦いは愉しいですね。
□ボタン５回連打で超必までつながる安心設計が素敵。

また、おまけのサントラも楽しみにしていたのですが。
曲数が少なく、結局普通に発売されるサントラを買うことに。
美鶴のテーマっぽい奴だけ超気にいってますが…。