グラフィック、シナリオ、演出、どれを取っても相当高レベルで、大作的な雰囲気を感じる。さきの展開が知りたくて、ついついプレイしてしまう。シミュレーション戦闘は、あえて冒険してあるので好みは分かれるかと。いろいろ不満はあるものの、次回作を見てみたい気にさせる良作。
週刊ファミ通1011号より
独特な絵柄と練り込まれた物語がうまく融合した、見応えのある作品。自分の手で1歩1歩進めるアクション要素は、高い緊張感と達成感が味わえて◎。また戦略の幅が広く、いろいろと進軍ルートを練るのも楽しいです。やや難度は高めですが、救済措置もあるので問題ないでしょう。
週刊ファミ通1011号より
アクションとシミュレーションが融合したシステムが新鮮! 自軍を行動させるポイントを、どう割り振るかが攻略のポイントになっており、采配ひとつで有利にもピンチにもなる。ゲームとしては難しい部類に入りますが、チクチクと育て上げる要素もあり、やり甲斐はかなりあるかと。
週刊ファミ通1011号より
ドラマ性に重きを置きながら、シミュレーションとしても想像以上の歯応え。システムやバランスに強引さを感じる箇所はあるけれど、それらを差し置いて先に進みたくなる魅力とパワーを持っている。暖かみのあるCG表現や斬新なプレイ感覚など、オリジナリティーを追求した挑戦作。
週刊ファミ通1011号より
まだシナリオ序盤を抜けたところまでのプレイですが
グラフィック、システムともによく出来ており
やり込み要素もありでなかなか楽しめてます。
ただ兵科毎の育成というのが楽でもあり良いのですが
折角個性的なキャラクターユニットが多くある中で
各々育てる楽しみが無いのが勿体無くも感じます。
■新しいS・RPG
FE、オウガバトル、タクティクスオウガ、エイジオブエンパイア。
同じS・RPGでもタイプの違う4つの名作を挙げてみました。
この5つ目に入る可能性がある新しいタイプのシステム。
それが戦場のヴァルキュリア。
■シューティングとの融合
簡単に言えば、TOタイプをベースに、
照準系シューティングの要素を融合したようなゲーム。
従来との大きな違いは、3D空間での弾避けと行動ルートの概念がある事。
弾を避けながら、敵に近づき、照準で狙って撃つ。
在り来たりな言葉で言えば、非常に斬新。
■まとめ
新しいものに出会った感動は非常に大きい。
リアルタイム系が出て以来、大した変化も無く、
ズルズルと来たジャンルなだけに、ココに来ての新しさには喜びを感じた。
PS3を買うような人なら、試しに触って見て欲しいゲーム。
ただ、足りない部分もある。
1行動での移動距離の長さや、
銃弾を意図的に遮断できる要素が戦車と土嚢くらいしかなかったり。
オーダーの効果が異常なまでにある。
キャラクターはお世辞にも万人向けは言えないし、
声優もいまいち、ぱっとしない。シナリオも極めて凡。
この3点はゲームを安っぽくしているとも思える。
また、CPシステム(※)は、お世辞にも褒められたものではない。
全員を動かすメリットを無くしただけの駄目システムだ。
TO系の敵味方入り乱れた素早さ順の行動に切り替え、
アクション要素をもう少し強めれば、新タイプとして確立できると思う。
絶対に、この1作では終わって欲しくないゲームです。
※CPシステム
決められたポイント内であれば、同じキャラを何度も動かせるシステム。
複数人動かす事も出来る。