良かった点
サンプルが意外とよく作られている。名作揃い。
悪かった点
敷居が高い。もうエベレストと富士山足して頂上にスカイツリーおっ建てる感じ。
総評
私の青春を彩るソフトがこのデザエモンです。スーパーファミコンの方。
当時の私は、「このソフト1本あればどんなシューティングゲームも再現出来て一生遊べる!!」と思ってました。アホですね。
その後、サンプルのとてつもないクオリティと、そんなレベルには達せるわけもなく、3日で放り投げる自分がいたわけです・・・。
世の中にはクソゲーと呼ばれる作品があるわけですが、きちんとした作品としての体裁が整っているだけでも凄いんだなあと小学生の自分は実感したのでした。どんなダメ作品でもプロはプロ、知識と経験が積み重ねられた商品なわけです。
まずドットが打てない。これが本当に致命的でした。ドット職人ってもう専門技術ですよね。簡略化すべき部分を見極め全体像としての絵をイメージ出来ていないとドットは打てません。絵心がないと不可能なんですね。幼稚園児の落書きみたいな自機や弾、敵やボス、エフェクトが入り混じりカオス状態。何から手を付けていいのか分からずに挫折したのはしょうがないですよ・・・。
ニコ動の方でセンスありすぎる動画を見つけたのでご紹介します。これ、もうBGMがズルい(笑)。出だしから掛かるスピッツのチェリー、そしてボスはチェリーのアップテンポなアレンジ。執拗にチェリー。何か思い入れでもあるのでしょうか。エンディングのサライで号泣・・・しませんよ!!まあ、センス大爆発ですね。こういった楽しみ方が正しいのかもしれません。笑いを取るにも技術が必要。そう実感した次第です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6406774