前作「パラッパラッパー」のシステムを引き継いだ作品。
詳しくは前作のレビューをご覧頂きたいが、
リズムアクションゲームでありながら、
本来たどるべきリズムを無視し、アドリブができ、
また高評価のアドリブを目指すことが要求される作品。
そのために敷居は高いが、他のリズムアクションゲームに比べ
非常に音楽的で、広がりがあるゲームと言える。
今回はギターを持つと人格が変わる少女「ラミー」が
主人公となり、ライブ会場を目指すまでに起こるドタバタに
ギターテクで対処していく、というストーリー。
音色がギターになったことで、
アドリブ時に起こりがちな違和感を払拭することに成功。
また最高評価時はお手本の演奏が消え、完全自由演奏となるが
その自由演奏にも模範となる演奏パターンが現れたため、
アドリブ演奏にもガイドがついた形となり、
よりプレイしやすくなった。
前作に引き続き個性的&コミカルなストーリーとキャラクターで、
一部前作を引き継いでいる。コチラも高評価を与えたい。
また、隠し要素として現れてくるものにボリュームがあり、
そちらも満足度が高い。
音楽性という意味で敷居が高い点で点数は75点に抑えるが、
このジャンルはもっと開拓されてもいいように思う。
音楽を愛する人に送りたい一作。