常識とはいっても、問題のレベルはやや高め。
意外と知らないことが多く、プレイを通して知識が身につく嬉しさがある。
また、根幹となるシステムは、その日のトレーニングが終わるとハンコがもらえるという、任天堂お得意の例のパターン。
そして、3日に一回「常識力」を測ることができる。これが絶妙!
「次の測定日は頑張らなきゃな〜」と、モチベーションが長期にわたって維持できるのだ。
問題量もかなりのもので、しばらくは同じ問題に遭遇することはないだろう。
まあ、いつかは問題が尽きてしまうわけだが、値段ぶんは充分楽しむことができる。
唯一気になるところといえば、操作に対するレスポンスの悪さ。同じく任天堂から発売されている『脳を鍛える〜』や、『えいご漬け』と比較して明らかに劣る。
例えば漢字を書く問題で、書いてから認識されるまで、若干時間がかかる。
タイムアタック的なモードではこれが致命傷となる(そんなに真剣にやらなくても良いかもしれないが…笑)
常識を鍛えるソフトだが、常識はたいていの場合、知識だと思う。そこが「脳力」とは違う部分。知識をトレーニングするために結局はクイズなのだが、クイズ番組的にではなく、ちょっと頭良さそうな感じで進めてくれる。 ものすごくおもしろい、というよりは、毎日「なるほど〜」と感じながら、少しずつ進めていくのが、正しい楽しみ方のように思う。どんなにがんばっても、毎日進めるのはほんのちょっと。
それでよい、と思える私のような人にとっては、十分合格点なソフトです。(プレイ継続中ですが、評価がより高まってきたので、5点追加して75点にしました)
3日1度しか常識力診断できないのは賛否両論かもしれない。
しかしその診断時にWi-Fi接続して確認できる、全国平均やダウンロード問題は、なかなか興味深い。無線LAN環境などがある人は、ぜひとも試してみることをおススメします。