『キングスクエスト』などを手掛けた海外アドベンチャーゲームの雄、シエラ・オンラインのドキュメンタリーが制作進行中

byミル☆吉村

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『キングスクエスト』などを手掛けた海外アドベンチャーゲームの雄、シエラ・オンラインのドキュメンタリーが制作進行中
 1979年にケン・ウィリアムズとロバータ・ウィリアムズ夫妻によって設立され、世界初とされるグラフィック付きのアドベンチャーゲーム『ミステリーハウス』や、『キングスクエスト』シリーズなどを通じて同ジャンルを大きく進化させた名門・シエラ。その足跡を追うドキュメンタリー作品『Legends of Adventure: The Story of Sierra On-Line』が制作進行中のようだ。

 ケン・ウィリアムズ氏のX(旧Twitter)への投稿によると、同様の作品を作るオファーは過去にもあったようだが、夫妻が却下。『リードオンリーメモリーズ:ニューロダイバー』をリリースしたばかりのインディースタジオ・MidbossのプロデューサーであるCade Peterson氏が説得して今回実現の運びになったのだという。

 先週、夫妻のインタビュー部分の初回を撮影し終わっており、お色気コメディ路線の『Leisure Suit Larry』を手掛けたAl Lowe氏や、『Quest for Glory』のロリ&コーリー・コール夫妻など、ほかのシエラ関係のスタッフへの取材も予定しているとのこと。今後のアップデートについては、支援プラットフォームのBackerkitを通じて公開していくそう。
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 なお『キングスクエスト』については、その40周年を記念してロバータ・ウィリアムズ氏が振り返る映像がYouTubeで公開されている。(※全編英語。ちなみに撮影はケン氏で、終盤に機材を確認しようとして映り込んでしまうお茶目な場面も入っている)
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