戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ

“戦争×復讐×ケモノ”をテーマにしたドラマティックシミュレーションRPG『戦場のフーガ』の公式コミカライズ。少年少女たちは、戦争で捕らわれた家族を取りもどすため、謎の巨大戦車“タラニス”に乗り込み復讐の旅を始める……。火曜日マンガ配信予定。マンガ掲載の翌火曜日には、『戦場のフーガ』開発者からの連絡ノート『インターミッション』を配信。

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【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第5.5回

2022-02-22 11:00:00

インターミッション

【マンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』の作り方】

 「『戦場のフーガ』の公式コミカライズ連載をやっていくからマンガ家さんを紹介してくださいよ、少年漫画を描ける人がいいですね」

 そんな感じで、電子書籍配信サービスの担う株式会社ナンバーナインに相談を持ち掛けたのが2021年の春ごろでした。もちろんまだゲームソフト『戦場のフーガ』が発売される前の段階です。

 そういったリクエストを受けてナンバーナインからマンガ家候補として紹介を受けたのが足立たかふみ先生でした。

 だいたい新しいマンガ作品を立ち上げる場合には、連載開始時期のおよそ6か月から8か月前に打診をすることが多いです(もちろん作品によって異なりますよ)。

 最低限それくらいの準備期間がないとマンガ連載をスタートすることは困難です。ましてや今回のように原作がゲームソフトで、その世界観やシステム・キャラクター・物語を理解した上でマンガとしてどのように作品化していくのか? ということをしっかりと協議して企画しなければなりません。

 本作『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』では事前に先生にゲームソフトをお渡しして遊んでいただいた上で打ち合わせを行い、最初にテストネームの制作をしていただきました。

 テストネームを見た上で「この先生ならば間違いない!」と確信し、マンガ連載に向けた打ち合わせを開始しました。

 マンガ連載としてのおおまかなプロットを単行本単位で想定して作成、そのあとは5話分のネームを先生がきって5.5話のネームは松山がきりました。それから、原稿制作を行いおよそ5話分のストックを抱えた状態で2021年12月からの連載スタートとなったのです。


【単行本は電子書籍配信からスタート】

 本作『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』はファミ通.comでのWEB連載マンガであり、単行本も電子書籍配信が前提のプロジェクトとなっています。が、将来的には紙の単行本の発売も視野に入れていますので各出版社の皆さまはオファーをください(まずはKADOKAWAから話そうか)。

 単行本(電子書籍)第1巻は2022年3月に配信予定です(ナンバーナイン発行)。

 ゲームソフト『戦場のフーガ』の物語をただマンガに落とし込んだだけではないということは、もう熱心な読者の方にはバレてしまっているかもしれません。

 ゲーム原作以上にキャラクター同士のドラマを掘り下げ、ゲーム内では決して見ることができなかったギミックやシーン満載の『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』をどうぞお楽しみください。

 そして、現在と未来が錯綜するメロディが今後どういった旋律を奏でることになるのか?ご期待あれ。


インターミッション


【編集部コメント】

 マンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』は、ゲーム本編内ではみることができなかったギミックやシーン満載でお送りするとのことです。

 ぜひまだプレイされていない方は、実際のゲームも手に取ってみて、内容を確認しつつこちらのマンガをお楽しみください!

 次回の『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』のマンガ更新は、再来週3月7日予定しています!