THQ Nordicより、2024年3月15日(金)にプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、PC(Steam)用ソフト『アウトキャスト 新たなる始まり』(Outcast - A New Beginning)が発売される。

 広大で美しいオープンワールドややり込み要素も豊富な本作では、移動中も大活躍するジェットパックでテンポのいいバトルが楽しめるのが見どころのひとつだ。また、銃に好きなパーツをセットして、多彩な効果で戦える点も注目してほしい。

 本記事では、ジェットパックの機動力や銃のカスタマイズなど、バトルに関わる要素の魅力を紹介していこう。なお、オープンワールドの探索などの要素は別記事にて紹介しているので、そちらもぜひチェックしてほしい。

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※本稿はTHQ Nordic Japanの提供でお届けしています。

探索からバトルまで大活躍のジェットパック

 本作を語る上で欠かせないのが、常時大活躍するジェットパックだ。ゲーム最序盤で武器よりも早く入手でき、以降最後まで重宝することになる。

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 このジェットパックは上空高くに飛べるのはもちろんのこと、前後左右の移動時にも機能するのが魅力。いちばん使う機会が多いのは、回避と大ジャンプだ。

 地上で回避ボタンを押すと、移動している方向に向けてジェットを噴射して素早く動くことができ、体勢を崩さずに後退、横移動が可能になる。この回避は銃弾を避けるのにも使うが、操作していて心地いいのは前方に向けての大ジャンプだ。

 前に向かって回避をした状態でジャンプをすると、急加速しながら前方に向かって高く跳べるのだが、これが非常に便利だった。このアクションを使うと素早く移動できる上、敵との距離を詰めたり、遮蔽物に身を隠すといった動作を瞬時に行える。

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大ジャンプは前方に向かって素早く跳んで着地する。

 本作は銃撃戦がベースになるが、大ジャンプを使うと敵に向かって突撃もできるため、大胆なアクションでテンポよく戦えるのがポイント。

 物陰に隠れて慎重に銃を撃つのではなく、飛んで跳ねて一瞬で距離を詰め、そのまま接近戦に持ち込んだりと自由なプレイスタイルで戦えるのが気持ちいい。うまくジェットパックを使えるようになると、戦闘の爽快感が飛躍的に上がっていく。

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遮蔽物に隠れていようがお構いなし! 速攻で距離を詰めてインファイトに持ち込める。

 ジェットパックの機能や戦闘中のアクションは、ゲームを進めていくとアップグレードでき、さらにできることが増える。接近戦の強化や、銃弾をギリギリで避けて一時的にスローモーションにもできるため、やり込むほどに手応えのあるアクションを楽しめるだろう。

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各種アクションは、クエストなどで素材を集めてアップグレードしていく形式。

パーツの相性を考えるのが楽しい銃撃戦

 ジェットパックでのアグレッシブな戦い以外に、基本的な戦闘の流れについても紹介していこう。本作では惑星アデルファに生息する危険な生物や、敵対組織のドロイド軍などと戦うことになる。

 戦闘はクエストで遭遇する敵のほか、オープンワールドの探索中にも発生。クエストとは別に、ワールド中に敵の基地がいくつも配置されているため、好きなタイミングで襲撃して、アップグレード用の素材などを集めていくのがプレイサイクルだ。

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基地を見つけたらとりあえず襲撃してみるのがオススメ。

 メインの攻撃方法である銃は、最初に手に入る銃とライフルのふたつを切り換えて使っていく。最初に手に入る銃はいわゆるハンドガンに近く、連射速度はそこそこだが、威力は低い。

 連射しているとオーバーヒートしてしまうため、ジェットパックで移動しつつ、着実に敵を倒していくのが序盤の立ち回りになるだろう。

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 ある程度進めると手に入るライフルは、連射速度はハンドガンに劣るが一発の威力が高く、遠くの敵も狙いやすい。距離を取って戦う場合、1体ずつ確実に始末できるので便利だ。どちらの銃も初期状態ではクセがなく、扱いやすいシンプルな武器となっている。

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 なお、どちらの武器を使用する場合も覗き込むことで照準を絞れるため、じっくりヘッドショットも狙うことも可能だ。とはいえ、走り撃ちの精度も低くないため、ハンドガンを使う場合はほぼ覗き込むことはなかった。

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 銃と合わせて戦闘中に活躍するのが、敵の攻撃を防いでくれるシールドだ。こちらも最序盤に手に入るため、遮蔽物のない場所での戦闘でもある程度は安全に戦える。ジェットパックで跳び回って回避をしてもいいが、丁寧な戦いかたをするならシールドで敵の攻撃を防ぎ、相手がリロードしている隙に銃を撃つのがシンプルに強い。

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シールドは耐久値があり、被弾すると色が変わりヒビが入っていく。

 先に紹介した通り本作では近接攻撃も可能で、シールドをブレードのように振り回し、敵にダメージを与えることも可能だ。アップグレードすればさらに強力な攻撃も可能になるため、少人数が相手なら銃を使わずにシールドだけで対処もできてしまう。

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 ここまで紹介した要素に加えて、バトルをより盛り上げてくれるのが銃に付けるパーツだ。2種の銃は初期状態だとおとなしいが、パーツを組み込むことで大きく化けて、まったくべつの物へと変わっていく。

 パーツは敵の基地を襲撃した際などに手に入り、初期状態では1個だけセットできる。こちらも素材を集めてパーツ枠を解放していく形で、ハンドガンには最大4つ、ライフルには6つまで組み込める仕組みだ。なお、パーツはいつでも着脱可能で、戦う相手に応じて即時切り換えられる。

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銃の下にあるのがパーツ枠。素材を集めることで枠をアンロックしていく。

 組み込めるパーツは単純に銃の火力の上昇や反動制御をするだけでなく、特殊な効果を付与できるのが最大の魅力だ。

 一例を挙げると、銃のオーバーヒートをなくして連射ができるマシンガンにしたり、長押しでチャージショットなども撃てるようになる。また、攻撃自体に変化を加えるパーツもあり、着弾時に近接地雷を落とすといった追加攻撃もできるところに注目してほしい。

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組み込むパーツによってデザインも変化していく。

 これらのパーツは単体でも強力だが、複数を組み合わせてシナジーを発揮させると、凶悪な武器を好きなように生み出せてしまう。たとえば、威力の低かったハンドガンに連射性能を引き上げるマシンガンと、地雷を落とすスティッキーマインというパーツを組み込むと銃の性能が一変する。

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 威力の低い弾を撃っていたハンドガンも、パーツを組み込むだけで周囲一面に地雷をまき散らし、群がる敵を爆殺しまくるボマーになってしまう。カスタマイズ前はオーソドックスで行儀のいい武器だったが、パーツの組み合わせ次第でとんでもない性能を発揮してくれるのが、カスタマイズのおもしろいところだ。

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 新たなパーツを手に入れるたびに銃を強くできるため、メインクエストそっちのけでパーツ集めをしたくなる。オープンワールドにはアップグレード用の素材を集めるポイントも多数用意されているため、寄り道をしてパワーアップするだけで何時間でも遊べるだろう。

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 そのほかにも危険な生物が大量発生しているポイントや、時間内に決められたルートを辿って報酬を受け取るサイドアクティビティなど、オープンワールドにはやり込むほど強くなれる要素が満載だ。サブコンテンツを進めることで、少しのあいだ時間を停止する能力など、銃とはまた違ったパワーも使えるようになる。

 メインクエストだけでなく、寄り道をして強いパーツなどを集める探索の醍醐味も十分に味わえるゲームなので、オープンワールドが好きな人はぜひプレイしてみてほしい。

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サブクエストの達成で、最大HPなども増加していく。

アウトキャスト 新たなる始まり(Outcast - A New Beginning)

  • 対応予定プラットフォーム:プレイステーション5、Xbox Series X|S、PC
  • 発売日:2024年3月15日発売
  • 発売元:THQ Nordic
  • 開発元:Appeal Studios
  • 価格:プレイステーション5版とXbox Series X|S版は8800円[税込]、Steam版は7590円[税込]
  • ジャンル:アクション・RPG
  • 対象年齢:CERO 15歳以上対象
  • 備考:Xbox Series X|S版とPC版はダウンロード専売
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