D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて『魔導物語1-2-3』(PC-9801版)のリリースを開始した。

 『魔導物語1-2-3』(PC-9801版)は、1991年に発売された3Dダンジョン探索型RPG。魔導師を目指す女の子のアルル・ナジャを主人公に、魔導幼稚園の卒園試験や古代魔導スクールへの入学をテーマにした3つのエピソードを収録。ランダムエンカウントのコマンドバトル方式が採用されているほか、体力や魔力などのパラメーターが数値ではなくテキスト表記されるなど、独特なシステムが採用されている。

以下、リリースを引用

<News>レトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』2023年12月19日に『魔導物語1-2-3(PC-9801版)』をリリース

2023年12月19日、レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行なっている株式会社D4エンタープライズ(本社・東京都中央区 代表取締役・鈴木直人)は、同社が運営するレトロゲーム配信サービス『プロジェクトEGG』において、新規コンテンツ『魔導物語1-2-3(PC-9801版)』のリリースを開始しました。

main
sub3
sub5
sub1

3つの物語、独特な世界観、ユニークなシステム……アルル・ナジャの原点が楽しめるRPG!
おまけにPC-9801版はひと味違う!?

  • タイトル : 魔導物語1-2-3(PC-9801版)
  • ジャンル : ロールプレイングゲーム
  • メーカー : コンパイル
  • オリジナル版発売年:1991年
  • 配信サイト
  • 発売日:2023年12月19日
  • 価格:2,200円

※「魔導物語」はD4エンタープライズの登録商標です。
※本作では、旧作のゲームを忠実に再現するため、一部に不適切な表現があります。予めご了承ください。

  • 特典: 当時のマニュアルをPDF収録
sub7

 混沌の神が支配している世界。光は闇の恐怖を確認するためにあり、希望は絶望の下に存在していた。長い年月を生きている者ほど、その事をよく知っていた。そして、その事実を知った者は、その瞬間より自分の特殊な能力を失い、旅することを止め、自分の死の順番を待つために生きるようになる……。

 本作は1991年にリリースされたRPG。魔導師を目指す女の子のアルル・ナジャを主人公に、魔導幼稚園の卒園試験や古代魔導スクールへの入学をテーマにした3つのエピソードが楽しめます。

 ゲームは3Dダンジョンを探索するRPGとなっており、バトルはランダムエンカウントのコマンド選択方式を採用。ファイアー、アイスなどの呪文を使って敵を攻撃しますが、音声で「やったなー!」「ダイアキュート!」などのセリフも聞くことができ、ゲームを盛り上げてくれるでしょう。

 ぷよぷよ、ドラコケンタウロス、ぞうだいまおう、などのコミカルなキャラクター、体力や魔力が数値ではなく「すごいげんきっ!」などのテキストで教えてくれるファジーパラメータなど、独特な雰囲気を持った本作。後に続く『魔導物語』や『ぷよぷよ』といったシリーズの原点ともいえる名作です。

 なおPC-9801版では、MSX2版とは違ってグラフィックスはリアル路線に! さらに敵とエンカウント時のメッセージなども「◯×があらわれた」ではなく、「ウィッチのおでまし」などユニークなものにパワーアップ! ほかにもアイテムの効果など修正され、MSX2版とは少し違ったプレイが楽しめます。ファンならぜひMSX2版とPC-9801版を比べて遊みましょう。新たな発見があるかもしれません。

『プロジェクトEGG』とは

 PC-9801、FM-7、X1など様々なプラットフォームが存在していた1980年代。この時期に発売されたPCゲームは、今のエンタテインメントに大きな影響を与えました。しかし記録メディアの劣化やプラットフォームなどの変化により、それらは次第に遊べなくなっています。
 D4エンタープライズではレトロゲームを文化遺産のひとつと捉え、『プロジェクトEGG』を発足。ゲームコンテンツ、ハードウェア、開発者、そしてレトロゲームを愛する皆さまへのリスペクトを忘れず、いつまでもレトロゲームが楽しめるよう、真摯に取り組んでまいります。